バッテリー交換あるある言います。腰死にがち。
どうも。ウォッシャブル池田(@OnemaiGaimelody)です。
以前の記事で、私の愛車であるメルセデス・ベンツ CLA45 AMG(C117/CBA117352)の維持費と車検費用を赤裸々に公開しました。
その中で、車検費用の見積もりに含まれていたものの、「費用削減のためにDIYで実施する」としていたものの1つにバッテリー交換があります。
バッテリー交換は、ほかの作業に比べてもめんどくささが1段階上のレベルにあるため長らく放置していたのですが、今回ようやく重い腰を上げて交換しました。
今回の記事では、忘備録としてバッテリー交換の手順をまとめていきます。
バッテリー交換のために準備するもの
バッテリー交換を自分でやる場合には、最低限準備しなければならないものがいくつかあります。

- 新品のバッテリー
- 10mmと13mmのスパナ(レンチ)
- スパナのエクステンションバー
- 絶縁手袋
- メモリーバックアップ
順に説明していきます。
新品のバッテリー
まず用意するべきは、新品のバッテリーです。
これがないと話になりません。これがあると話になります。
バッテリーには適合規格があるので、車に適合するバッテリーを購入する必要があります。
「車に適合するバッテリーは何か?」がわからない場合は、大体Google先生に聞けばわかります。
メルセデス・ベンツ CLA45 AMG(C117/CBA117352)の場合は、「LN4 AGM80Ah」という規格です。
今回はVARTAのバッテリーを購入しました。
10mmと13mmのスパナ(レンチ)
必要な工具は、10mmと13mmのスパナ(レンチ)です。
バッテリーの端子とスペーサーを外すのに使用します。
とはいえ10mmと13mmのものだけ購入するのはコスパが悪いので、色々なサイズのスパナが揃っている工具セットを1つ持っておくと便利です。

私が持っているレンチセットは、多様なソケットとビットに加えエクステンションバー、ユニバーサルジョイントやラチェットハンドルが揃っており、これ1つあればほとんどのDIYに対応可能でオススメです。
- クイックリリースラチェットハンドル
- ユニバーサルジョイント
- 75mmエクステンションバー
- プラグソケット
- スピンナーハンドル
- メートル製ソケット*12pc(4・5・5.5・6・7・8・9・10・11・12・13・14mm)
- ビットセット*20pc(プラス0・1・2・3mm、マイナス4・6mmヘックス1.5・ 2・2.5・3mm ヘックス4・5・6mm、トルクスT8・ T10・T15・T20・T25・T27・ T30)
絶縁手袋
車のバッテリー交換では、電気が流れている状態のバッテリーを扱うため、絶縁手袋も必要です。
感電の恐れがあるので、ご自身のタイプが電気タイプ・地面タイプ以外の場合は必ず用意してください。
メモリーバックアップ
そのほかに用意した方が良いのはメモリーバックアップです。
メモリーバックアップは、カーナビの登録地点や電動シートポジションのメモリ位置など、車が記憶してくれている情報を失わないようにするための道具です。
バッテリー交換中に補助電源としてメモリーバックアップをつなぐことで、電気を供給し付けることができるので、メモリが消えないようになります。
私が用意したのは、モバイルバッテリーを使用するタイプのメモリーバックアップです。
乾電池を用意するのが面倒な方にはオススメです。
バッテリー交換の手順(CLA45/C117)
バッテリー交換の手順を簡単に記録として残しておきます。
メモリーバックアップを取り付ける
まずは作業前に、メモリーバックアップを取り付けていきます。
私の用意したメモリーバックアップはモバイルバッテリーを使用するタイプなので、まずメモリーバックアップにモバイルバッテリーを取り付けていきます。

モバイルバッテリーをつないだら、メモリーバックアップのOBD端子を、車のOBDポートに差し込みます。
CLA45 AMG(C117)の場合は運転席の下、ボンネットリリースレバーの右側のOBD2ポートがあります。


正しく差し込むことができると、真ん中のバッテリーマークのランプが点灯します。

この後の手順でバッテリーを外し、メモリーバックアップからの給電が始まるとリサイクルみたいなランプが点灯します。
バッテリーを取り外す
メモリーバックアップを取り付けたら、バッテリーを取り外していきます。
エンジンルームを開けると、向かって右側にバッテリーがあるので、まずカバーを外していきます。
一番右がヒューズボックス、右から2番目がバッテリーです。

指を掛けて手前に引っ張るとカバーが外れます。

手前にあるガス抜き用ベントチューブ(チューブにつながっている赤い端子)を忘れずに外しておきます。
引っ張るだけで外れます。

次に、バッテリーを固定しているステーを外します。
13mmの六角ボルトを使用しますが、奥の方で手が入りづらいところにあるためエクステンションバーを使用することをオススメします。

次に、10mmのレンチを使って端子を外していきます。
必ずマイナス端子→プラス端子の順に外してください。

端子を外すことができたら、端子がほかの部分に触らないように注意しながらバッテリーを外していきます。
バッテリーはまあまあ重いので注意してください。
不安な場合は、端子部分を絶縁しておくことをオススメします。

バッテリーを取り付ける
バッテリーを取り外したら、新品のバッテリーを取り付けていきます。
端子に触れないように気を付けながら新しいバッテリーを設置します。

バッテリーを置いたら、端子を取り付けていきます。
取り付ける際は必ず取付時とは逆で、プラス端子、マイナス端子の順に接続してください。
端子を接続したら、最初に外した固定用ステーを取り付けて完了です。
全ての作業が終わったらメモリーバックアップを外します。
念のため30分ほど時間をおいて、エンジンスタートしてみましょう。
廃バッテリーの処分
古いバッテリーの処分ですが、通常のゴミのように捨てることはできません。
ではどのようにして廃バッテリーを処分したらよいのでしょうか。
古いバッテリーには様々な捨て方がありますが、Amazonや楽天等で回収業者から着払いの伝票を購入する方法がオススメです。
回収の手順はたった3ステップです
- 着払いの伝票を購入する
- 届いた伝票を梱包したバッテリーに貼る(新しいバッテリーが入っていた箱に入れればOK)
- 集荷依頼をし、集荷してもらう
バッテリーの回収伝票を購入するだけで、家まで取りに来てもらえるので重いバッテリーを持ち運ぶ必要もないのでおすすめです。
まとめ
今回は、メルセデス・ベンツ CLA45 AMG(C117)のバッテリー交換の忘備録として、適合バッテリーの紹介、バッテリー交換のやり方・手順や古い廃バッテリーの処分方法(捨て方)を紹介してきました。
バッテリー交換はガソリンスタンドやディーラー、カーショップでやってもらうこともできますが、DIY交換が最も安上がりな方法です。
作業もそこまで難しいものではないことが分かっていただけたかと思います。
みなさんも、ぜひCLA45を購入してバッテリー交換をしてみてください。
それでは。