どうも。ウォッシャブル池田(@OnemaiGaimelody)です。
僕は、大学時代に大学の仲間と数人でカフェを経営していて、その際に「レシピ開発」を 不定期にやっていました。作りたいものを決めて、原価と販売価格のバランスを調整して材料を考え、スタッフが満遍なく作れるような工程を考え……という手順で、今覚えばよくやっていたな、という感じだったのですが、その時に少しだけ料理を覚えました。
このカレーは、その時に開発したレシピ、というわけでは全くなくて、僕が実家にいた時から父親がよく作ってくれたものです。ただ、このカレーはどんなレトルトカレーやカレー屋さんのカレーよりも美味しいと僕は小さい頃からずっと思っています。上京して一人暮らしをはじめてからも、たまにこのカレーの味が恋しくなってよく作っていたのですが、決まったレシピがあるわけではなく、だいたいいつも雰囲気と目分量で作っていました。
そこで今回は、レシピをまとめるついでにブログに書いちゃえばいいんじゃないかと思い立ち、レシピを公開することにしました。
将来、カレー屋さんを開くことになった時のためにレシピを公開しないということも考えたのですが、その時は記事を消します。
激ウマトマトチキンカレーの作り方まとめ

レシピ系の記事を書くのは初めてなのでどういう風に書いたらいいか、まだあまりよくわかっていないのですが、とりあえず冒頭に作り方のまとめを書いておいて、その後に具体的な手順を写真付きで紹介したいと思います。
激ウマトマトチキンカレーの材料(16人前)

材料はざっとこんな感じです。
僕は大量に作って余ったらジップロックに一人前ずつ入れて冷凍すればいいか、と思っていたので一気に16人前作っています。
ただし、実際に食べる際は僕はデブなので1食で2人前くらい食べてしまうため、実質8食分でした。
文字に起こすとこんな感じです。
今回は誰でも簡単に作れるをコンセプトにレシピを書こうと思うので、にんじんや玉ねぎの個数が数えられない人でも作れるように個数に幅を持たせています。
鶏肉が1kgとありますが、僕の場合はふるさと納税をしたら2kgの鶏肉が家に届いて困ったので今回カレーを作っています。半分は小分けにして冷凍しました。冷凍庫が抜歯後の顔くらいパンパンです。
激ウマトマトチキンカレーの作り方
作り方はこれだけです。もう少し具体的に書くと次のような感じです。
基本的にはカレーなんでめちゃくちゃ簡単に作れますが、順番に詳しく写真付きで説明していきます。
①鶏肉を一口大に切り、塩胡椒で炒める

まず、鶏肉を一口大に切ります。
写真の鳥肉は2kgありますが、1kgもあれば十分すぎるので、1kgはラップに包んでジップロックに入れて冷凍しておきましょう。冷凍した鶏肉は、パスタを作る時に麺と一緒に茹でると簡単に使えます。

油を引いたフライパンに鶏肉をぶち込み、鶏肉を塩胡椒で炒めます。
大量にあるので水気が多いですが、気にせずに炒めます。

僕は色弱なんで色がわかりませんが、なんとなく鶏肉の色が変わってきたらOKです。
鶏肉を炒めながら他の材料を切っていきましょう。
②玉ねぎをみじん切りにし、飴色になるまで炒める

次に、玉ねぎを切って炒めます。
まずは皮を剥きますが、皮を剥く前に先端を包丁で切り落とすと皮が剥きやすくなります。
これをみじん切りにしていきますが、玉ねぎのみじん切りの方法を知らない人が意外といるらしい(ウォッシャブル池田調べ)なので、簡単にみじん切りの解説からしていきます。
まず、玉ねぎを半分に切ったら、



こんな感じです。この切り方が一番楽だと思います。
全部切ったら、炒めていきます。


実は、このカレーは玉ねぎを炒めるフェーズが一番重要なカレーです。
必ず、飴色になるまで炒めてください。

ちょっとわかりにくいかもしれません、僕も飴色はよくわかりませんがきたない色になればOKです。
炒め終わったら、鶏肉の入った鍋に入れておきましょう。

③セロリ、人参、にんにくをみじん切りにし、炒める

にんじん、セロリ、にんにくをみじん切りにしていきます。
ただ、これらをみじん切りするのはめちゃくちゃめんどくさいので、僕はこれを使います。

無印良品のジューサーミキサーです。
これを使えば、みじん切りをする必要がありません。
ただ、にんじんはそのままミキサーにかけると固いので、少し水をかけてレンチンすると切れやすくなります。




切り終わったら、材料を炒めます。
にんにくは焦げやすいので注意してください。本当は玉ねぎの炒め終わりがけに加えてあげたいのですが、説明がめんどくさかったのでまとめてOKです。

炒め終わったら、鶏肉と玉ねぎをぶち込んだ鍋に一緒にぶち込んでおきましょう。

④①〜③と、すりおろしたしょうが、トマト缶、水を入れて弱火〜中火で煮込む
ここまできたらあとはほとんど煮込むだけです。
先ほど、鶏肉と玉ねぎとにんじんとセロリとにんにくを入れた鍋の中に、すりおろしたしょうがを入れていきます。
しかし、生姜はすりおろすのがめんどくさいので、これを使います。

これを、1本分ぶち込みます。

生姜チューブを入れたら、次はトマト缶を入れます。
トマト缶を入れることで、トマトカレーになります。



ついでに、コンソメとローリエ(ローレル(月桂樹の葉(ベイリーフ)))も入れましょう。
コンソメは水にあった量を適当に雰囲気で入れます。
また、ローリエは食べられないので煮込んだ後取り出します。僕は探すのがめんどくさいので食べる時にあったら捨ててます。
材料を全部入れたら、水を入れます。
水は、「カレールウの箱に書いてある分量−入れたトマト缶の量」を入れます。
たとえば、箱に水は1.5リットル入れろと書いてあるなら、今回トマト缶を800g入れたので、水は700mlくらい入れます。雰囲気です。

全てを入れたら、カレールウの箱に書いてある時間煮込みます。
⑤火を止めてカレールウを入れ、弱火で煮込む
カレールウの箱に書いてある時間煮込んだら、火を止めてカレールウを入れていきます。
これは豆知識ですが、カレーのルウは温度が高いと溶けません。なぜなら、カレールウに使われている小麦粉のでんぷん質が80℃以上だと固まってしまうからです。
なので、カレールウの箱にも書いてあると思いますが、しっかり火を止めて入れましょう。
カレールウを確実に溶かしたい人は、キッチンバサミとかで細かく刻むとすぐに溶けます。

カレールウを入れたら、さらにカレールウの箱に書いてある時間だけ煮込んだら終わりです。きっと弱火で20分とか書いてあると思うので、BO4でもやりながら待ちましょう。
カレールウの箱に書いてある時間煮込んだら、激ウマトマトチキンカレーの完成です。
まとめ

いかがだったでしょうか。
マジでめちゃくちゃ美味いカレーだと個人的には思うので、ぜひ作ってみてください。
ちなみに、作るのがめんどくさい人はボンディという、東京・神保町にある人気カレー屋さんのカレーがめちゃくちゃ美味しいです。
常に並んでますが良かったら行ってみてください。
このお店のチーズカレーをレトルトカレーにしたものも販売されています。レトルトカレーの中で一番美味しい神のレトルトカレーと評判です。
この記事のカレーなんかよりもボンディのカレーの方が美味いのでぜひ食べてみてください。
それでは。