PS4,PS5あるある言います。埃吸いすぎて動作音うるさがち。
どうも。ウォッシャブル池田(@OnemaiGaimelody)です。
いきなりですが、PS4,PS5ってマジでほとんど掃除機なんですよね。
ゲーム機なので当然CPUを冷やすためのファンが付いているんですが、そのファンの働きで内部にめちゃくちゃ埃をため込む性質があります。
特に、机の下やデスクの上など、普通に埃をかぶるような場所に置いておいた場合は殊更です。
僕も以前、愛用しているPS4がバカみたいにうるさかったので、分解清掃してみたら埃まみれで終わっていた経験があります。
それ以降も定期的にPS4,PS5の分解清掃を実施して、なるべくCPUへの負荷を減らそうとしているわけですが、ある時、真理に気づいてしまいました。
そうです。埃がたまらないようにすればいいのです。
埃がたまらないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。
埃は、一般的には人間の活動によって宙に舞い、上から下に落ちていきます。(当然院鳳凰堂)
基本的には埃は地面に近づくにつれてその量が増えるのですが、机の上などは机という大きな面積の板が床みたいなものになるので机の上も埃がたまりがちになります。
そのため、床に直接おいている場合などはもう最悪です。机の上に置いていても埃まみれになります。
じゃあどうしたらPS4,PS5を埃から守ることができるのか。その答えは机の裏にありました。
机の裏にPS4,PS5を設置することで、埃のたまっている地面からも距離を離すことができる上に、「先ほどまで埃をため込んでいた机の天板が今度は逆に埃から守ってくれる」、という泣きアニメ展開になるのです。
というわけで今回は、PS4,PS5を机(デスク)の天板裏に設置する方法についてまとめていきます。
PS4とPS5に分けて説明していくので、いまだにPS4を使っている時代遅れの方はPS4を、PS5を使っている今時な方はPS5のほうを参考にしてください。
ちなみに僕は両方使ってる上にゲーミングPCも使ってます。
PS4を机(デスク)の天板裏に設置する
「座付貫抜」を使用してPS4を天板裏に浮かせて取り付ける
PS4を机(デスク)の天板裏に浮かせて設置する方法は実は以前も紹介したのですが、本来の用途ではない金具を応用することで実現可能です。
使用するのは、「座付貫抜 受」という金具です。
攻めではなく、受けの方を使用します。
この座付貫抜という金具は、本来であれば門扉(もんぴ←かわいい)や物置の施錠に使われるものです。
扉の両側に取り付けて角材とかを乗せてカギにするという、めちゃくちゃ原始的なアレです。
今回は、これを門扉ではなく机(デスク)の天板の裏側に4つ取り付けることで、PS4を天板裏に設置するための台座にしていきます。
天板の裏に台座を作り、その上にPS4の引き出しのように設置するイメージです。
PS4は世代やバージョンによって少しずつサイズが違うため、ご自身のPS4のサイズを計測したら座付貫抜の取り付け位置を決めます。
設置イメージを参考にしながら取付位置を決めてください。PS4本体の左右に1cmずつ隙間ができるようなイメージで設置することをオススメします。
この、設置イメージは、机の裏に取り付けた状態を下から見上げた図です。
私の場合は配線用のモールとの位置関係をミスってしまい、前後位置がかなりギリギリになっているので注意してください。
わかりづらい写真で恐縮ですが、PS4の四隅に見えている黒い部分が座付貫抜の受け部分です。
土台側を天板にねじ止めして固定し、その上にPS4を乗せています。
この設置方法ではPS4本体の上部が天板と隣接しているため比較的熱がたまりますが、下部は空中になっているため通気性もよく、熱がこもりすぎて熱暴走してしまうようなこともありません。
座付貫抜のサイズ(コの字の内側の長さ)は、60mm以上のものを選んで購入してください。それ以下のサイズを選んでしまうと、PS4をうまく設置できない恐れがあります。というかできません。
地震対策も忘れずに
また、地震対策として、設置した座付貫抜のPS4を載せる部分に耐震マットや耐震ゲルテープを貼ることをオススメします。
そのまま乗せただけではPS4と座付貫抜がお互いにツルツルした素材のため摩擦抵抗がなく、地震が来た時にPS4がズレることで落下してしまったり、ケーブルが引っ張られたりしてしまう危険性があるからです。
逆に耐震テープを使用すれば、私のようにぎりぎりの場所での設置になってしまった場合でも安心して使用することができます。
PS5を机(デスク)の天板裏に設置する
続いては、PS5を机(デスク)の天板裏に浮かせて設置する方法です。
PS4と同じように座付貫抜を使用することも可能ではあるのですが、PS5はPS4に比べてかなり分厚くなっている点に不安が残ります。
PS4は、最もサイズの大きいPS4 Proでも幅は55mmしかありません。
そのため、60mmサイズの座付貫抜を使用することでぴったりのサイズで天板裏に設置することができたというわけです。
対してPS5の中で最も薄型であるPS5 Slim(デジタル・エディション)ですら、幅は80mmとかなり大きくなっています。
通常のPS5(ディスクあり通常版)に至っては104mmと、10cm以上の幅となります。
探せばあるのかもしれませんが、座付貫抜は一般的に大きなサイズが60mm幅のようで、それを超えてしまうPS5の設置には向いていないようです。
逆に言うと、PS5を使って門扉に鍵をかけることも難しいということですね。
ではどうすれば、PS5を机(デスク)の天板裏に浮かせて設置できるのでしょうか。
PS5の天板裏取り付け専用のデスクマウント金具を使う
怒らずに聞いてほしいのですが、答えはなんと、PS5を天板裏に取り付けるための専用金具を使用する。でした。
そうです、PS5向けには、天板裏にPS5を取り付けるためだけに作られたデスクマウントが売られているのです。(SONY純正品ではありません)
今回はこのデスクマウントを使用して、天板裏にPS5を設定していきます。
デスクマウントといっても、「俺は10万のデスク使ってるけど、君は?w」といったようなマウントではないので注意してください。
ちなみに私はKanademonoのラバーウッドデスク(ゴムの木の集成材のデスク)を使っています。
PS5用アンダーデスクマウントを取り付ける
まずはデスクマウントをインターネットで購入したら、届くのをひたすら待ちます。
デスクマウントが届くと、中身を確認することができるようになりますが、なんとこの中には、以下のものが入っています。
- アンダーデスクマウント本体(左右)
- マウント取付用のネジ
- マウントとPS5本体を固定するためのネジ
- 取扱説明書兼ポジショニングシート
それぞれの使用方法は取付方法の流れで順に説明していきます。
まず最初に使用するのは取扱説明書です。
普段は「説明書なんか読まねーよ」というタイプの人も、この時ばかりは取扱説明書を手に取ることをオススメします。
というのも、この取り扱い説明書はマウントの取り付け位置を決めるためのポジショニングシート、いわゆる台紙のようなものの役割を担っているからです。
PS5を取り付けたい位置をなんとなく決めたら、取扱説明書を片手にデスクの下に潜り込み、おもむろに貼り付けます。
つまり、動作がゆっくりしているさまを指す言葉です。
たまに「急に、突然に」という真逆の意味と勘違いしている人を見るので、皆さんは気を付けましょう。
気を取り直して取扱説明書を貼り付けたら、ドリルやキリを使って、ねじ止めする位置に下穴を開けていきます。
真下からドリルで穴を開けると木くずを思いっきり被ることになるので気を付けてください。
下穴を開けたら、満を持して取扱説明書を外してマウント本体を取り付けていきます。
この時、必ずXの真ん中に溝があるほうを向かって左側に取り付けてください。
余談ですが、電動ドライバーを使うと楽です
また、木の板にネジを打ち込むことになるので、電動ドライバー(インパクト)を使用すると簡単です。
オススメの電動ドライバーはXiaomiの小型電動ドライバーです。スタイリッシュなデザインと、Type-C充電式なところが気に入っています。
こういった簡単なネジでの取り付けや、IKEAの家具の組み立て程度ならこれ1台で十分賄うことができます。
付属のネジを6本すべて打ち込み終わったら、マウントがしっかり固定されていることを確認しましょう。
マウントがしっかり固定されていることが確認出来たら、いよいよPS5の上棟式です。
PS4の天板裏取り付けに使用した座付貫抜と違って、この専用マウントにはPS5本体を乗せる部分にちゃんとシリコン製のすべり止めが付いているので、そのまま乗せてしまってOKです。
ちなみに、PS5を横置きする際は、右下に「SONY」の文字が見える向きが正しい上下になっているので注意してください。
地震対策も忘れずに
ここまででほぼ完成ですが、ねじが1本余っていることにお気付きでしょうか。
1本だけシルバーに光り輝いていたコイツです。
これは、取り付けたマウントにPS5本体を固定するための大事なネジだったというわけです。
PS5には元々、純正でスタンドを取り付けるために、本体底部分に穴が開いています。
このネジは、その本体底のメスネジを利用して、デスクマウントとPS5本体を固定するという賢い役割を持っています。
PS5を台座に取り付けたら、このメスガキネジにマウントの外側からネジをぶち込みます。
これで完全にPS5が固定され、地震などがあってもビクビクともしない状態になりました。
さすが、PS5をデスク下に固定するためだけに開発された金具だけあって、この辺りは抜かりないですね。
まとめ
今回は、PS4とPS5をデスクの下に固定設置することで、デスクの上や下をすっきりさせつつ、ゲーム機を埃から守るという一石二鳥な方法について説明しました。
私はディスクドライブのないタイプのPS5を使用していますが、ディスクドライブ付きのタイプでも問題なく設置することが可能です。
ただし、今回紹介した方法は、ガラス製、鉄製など天板にねじ止めができないデスクでは採用できないので注意してください。
以前に書いた記事では、PS4を天板裏に設置すると同時に、ケーブルをまとめて天板裏に隠す方法も併せて紹介しています。
興味がある方はそちらもぜひ読んでみてください。
それでは。