財布パクるやつ全員一生毎回雪見だいふく1個落とせ。
どうも。ウォッシャブル池田(@Trickster_EP)です。
財布を落としました。
「な〜にがスマホを落としただけなのにじゃwロックかけとけタコ」と言っていた2日後に財布を落としました。
正確には、財布を置き忘れてパクられました。
みなさんはトイレって知ってます?何を隠そう、トイレに座ろうとすると、ケツポケットに入ってる財布って結構危険なんですよね。落ちそうになるんです。
トイレの床なんかに財布が落ちたら大変です。
そこで、僕は毎回座る前に財布をズボンから取り出してカバンにしまってから用を足しています。
しかし、今回は出張で那覇空港にいまして、キャリーバッグも持っていたのでトイレ内が狭くて財布の置き場所が定まりませんでした。
その上急いでいたので焦ってしまい、財布を適当な場所に置いて用を足したんですね。
御察しの通り、そのまま出てきて財布にサヨナラバイバイしました。
この記事では、僕が財布を落とした話を交えながら、財布を落とした時にまずやるべきことについて書こうと思います。
財布を落とした時、焦る前にまずやるべきこと
財布を落とした時ってめちゃくちゃ焦りますよね。
僕は実は財布をガッツリ落とすのは2回目です。
1回目の時は現金5万円入った財布を落として、排水溝に落ちていたのが見つかったのですが、現金と電子マネーが全部抜かれていました。
当時の1ヶ月分のバイト代くらいが消えたので、自転車操業をしていた僕は思い切り転んだのを覚えています。
さて、今回も財布を落としたわけですが、今回は今回で大金が入っていました。
財布を落とした時、被害を拡大させないためには何をすればいいのでしょうか。
- 落としたかもしれない場所を探す・店に聞く
- クレジットカードや電子マネーを止める
- 警察に届け出をする
とりあえずするべきことはこのくらいでしょうか。
順番に見ていきます。
①落としたかもしれない場所を探したり、行ったお店に聞く
カバンや身の回りを改めて探しても、どうしても財布がないことに気付いたら、まずは、行った場所、通った場所を探しましょう。
案外、そのまま落ちていたり、置いてあったりするかもしれません。
また、落とした場所、なくした場所に心当たりがある場合は、まず一番最初にそのお店に連絡した方がよいです。
財布を拾った人がそのお店の店員さんに預けたり、店員さんが気付いて保管しているかもしれないからです。
ただ、お店によっては店内に落ちていた遺失物(落し物)を受け付けず、「所管の警察に持って行ってください」という対応をするところもあります。
これはトラブル防止のためで、マニュアルだとこう決まっていることが多いです。経験上は善意で保管してくれるお店がほとんどですが、そう言うお店があると言うことも覚えておいてください。
ただ、落としたと思った財布、実はスリの被害に逢っていてもわからないというのが正直なところです。
日本は落とした財布が帰って来る確率がかなり高いと言われていますが、スリにあっていたら少なくとも中身が無事な状態で帰って来るのは絶望的です。
また、盗まれたことがはっきりしている場合は警察への届出の形式なども変わる(遺失届か盗難被害届か)ので、盗まれてないか?はしっかり確認しておきましょう。
②クレジットカードや電子マネーを止める
財布が見つからないことがわかったら、財布の中に入っていたカードや電子マネー、証明書類の停止と再発行手続きが待っています。
ここが一番しんどいです。
財布を落とした10人中12人が「もう中の現金はあげるからカードだけでも全部返してくれ」という気分になるくらいしんどいです。
まず、落とした財布に入っていたものをリストアップしましょう。
僕の場合はこんな感じでした。
- 現金
- クレジットカード
- キャッシュカード
- Pasmo(定期券付帯)
- WAONカード(電子マネー)
- LaCuCaカード(電子マネー)
- nanaco(電子マネー)
- 運転免許証
- 家の近所のラーメン屋のポイントカード(見せるだけで替え玉か味玉かノリのトッピングが無料になる、おいしい)
僕は長財布や普通の二つ折り式の財布に比べて入るカードの量が少ないマネークリップ式の財布を使っています。カードケースは別でカバンの中にあったので、財布と一緒に落としたカードは8枚で済みました。
しかし、8枚といえどもやはり財布に入れているカードですから普段から使うものばかり。改めてリストアップしてみると錚々たる(そうそうたる)メンツです。
財布を無くした場合は、これら全ての利用停止措置と再発行をしなければいけません。
クレジットカード
クレジットカードを落とした場合、不正に利用される可能性があります。
財布ごと落としている場合は氏名もわかるので、サインも真似することができますし簡単に使われてしまいます。
ただし、クレジットカードは不正利用に対する保険(盗難保険)が付帯していますので、万が一不正利用された場合も補填される場合がほとんどです。
しかし、暗証番号を利用して決済された場合などは補償されませんし、財布の中のものから暗証番号が推測されて使われてしまうかもしれませんので、なるべく早めに利用停止をするべきです。
クレジットカードの利用停止は、利用しているカード会社のコールセンターに電話をして、口頭で本人確認を行なうことで執行されます。
僕の場合、利用停止のコールセンターが鬼ほどつながらず、15分くらいかけ続けてようやくつながり、停止することができました。
電話が混み合っていることがよくあるようなので、焦らないようにしましょう。
また、停止したカードは基本的に再発行され、登録してある住所に郵送されます。
もし財布が見つかってもそのカードを再び使うことはできないので注意してください。
そのため、カードを利用停止した瞬間に、ApplePayやAmazonをはじめとしてあらゆるWEBサービスに登録してあった情報が無効となり、オンライン決済ができなくなります。
僕のようにネット社会で生きている引きこもりの方は注意してください。
僕は、財布を探すためにタクシーで空港に戻り、移動中の車内で利用停止の手続きをしたんですが、ApplePayでタクシー代を払おうと思ったらカードが使えなくなっていて、それはもう焦りました(大アホ)
就活の時、金融系業界最王手の最終面接に履歴書忘れていったときくらい焦りました。
運転手さんの○○○を○○○○ることで事なきを得ましたが、カードを止めると何が使えなくなるのかをしっかり把握しておきましょう。
キャッシュカード
キャッシュカードもクレジットカードと同様です。
勝手に引き出されて使われては困るので、金融機関に連絡して止めてもらう必要があります。
ちなみに、キャッシュカードもクレジットカードと一緒で不正利用に関しては「預金者保護法」という法律による保護があります。
ただし、預金者に過失がある場合は補償の割合が変わってきます。
財布の中にあるもので推測されてしまうような暗証番号を使用していた場合は過失とみなされて、全額補償されない場合があります。心当たりのある方はそもそも暗証番号を変えておきましょう。
- 重大な過失:補償なし
- 軽過失:被害額の75%
- 故意・重大な過失なし:全額保護(100%)
電子マネー/交通系ICカード
電子マネーや交通系ICカードであれば、使われる前に発行元の会社に連絡して手続きをすれば、停止処理をすることができます。
しかも、主なWAONやnanacoなどの電子マネー、SuicaやPasmoなど交通系ICカードは記名型タイプであれば、利用を停止した後に残高を新しいカードに移すことができます。
主要な電子マネーカードでは残高移行に対応していないのは楽天Edyくらいで、ほとんどのカードで利用できるサービスなので覚えておいてください。
ちなみに僕は、1回目に財布を落とした時は、落とした財布にnanacoというセブンイレブンなどで使える電子マネーが入っていました。
nanacoはネットからログインすると利用履歴を見ることができるのですが、なんと財布を落とした翌日に1,000円チャージして使われていました。
拾った(盗んだ)人が、拾った(盗んだ)財布に入っていた、拾った(盗んだ)電子マネーにわざわざチャージしてまで使っていたのです。
速攻で利用停止を手続きをしましたし、「利用時間にそのお店を利用した人が防犯カメラに映っているはずだ!」と思って警察に行ったのですが、確認しておきますと言われただけでした。絶対確認してないあいつら。
運転免許証/健康保険証
地味に面倒なのが、運転免許証と健康保険証の再発行手続きです。
健康保険証に関しては、
- 社会保険の場合は勤務先
- 国民健康保険の場合は市区町村の役所
で行うことができます。
しかし、運転免許証については、本人が運転免許センターに行って手続きをしなければなりません。
代理人の手続きも受け付けていませんし、別の本人確認書類と警察に提出した遺失届を一緒に持っていく必要があり、かなり面倒です。
もう免許なんか取らない方がマシですね(意味不明)
③警察に遺失物届を出す
警察に遺失物届けを出すことも忘れないでください。
善良な市民の方が警察に届けてくれているかもしれません。
日本では、落とした財布が届け出をしたら見つかる確率は約58%といわれていて、これは決して低い数字ではありません。
諦めずに届けを出すことで、もしかしたら見つかりましたよという連絡が来るかもしれません。
僕は1回目に財布を落とした時は数日後に警察から電話がかかってきました。
財布(外側)が帰ってきただけでも幸運でした。
落とした財布の発見率を上げる方法は?紛失予防策
財布を落としてしまうのはもはや仕方がありません。
落とした時になるべく被害が少なくなるように、財布が見つかるような対策をしておくことが大事です。
対処法①:GPSで財布の場所がわかるようにしておく
iPhoneなどであれば、「iPhoneを探す」機能を有効にしていれば常にGPSで位置を把握することができますが、財布にはGPS機能がありません。
しかし、財布に入れることでGPS機能を持たせることのできるIoTデバイスが売られています。
MAMORIOやTile Mateといった製品が有名です。
詳しい説明はここでは省きますが、携帯さえ落とさなければ、GPS機能で落としたもの位置を把握して探すことができるアイテムです。車の盗難対策に使われることもあります。
また、部屋の中などでなくした場合に音を出して場所をアピールすることもできます。
MAMORIOには、タグ型のものとシール型のものがあり、シール型なら財布に入れる以外にもカメラやPCに貼って使うこともできます。
Tile MateはMAMORIOより少し大きいですが価格は安くなっています。
ちなみに、僕の友達はMAMORIOを誕生日にもらって「こんなん使わないし要らない」と言っていた1週間後に財布を落としてMAMORIOのお世話になっていました。
サイズや用途に合わせて合うものを探してみてください。
対処法②:財布を持たない
最強にして最高の解決策は財布を持たないことです。
財布を持たなければ財布を落とすこともありませんし、盗まれることも失くすこともありません。最強ですね。
代わりに、カードや電子マネーはスマホに入れてしまいましょう。
現金をどうしても持ちたい場合は、なんかこう、ポケットとかカバンとかに適当に入れておきましょう。
現金を裸で持っていれば、少しくらい落としたり失くしたりしても気がつかないので落ち込むこともありません。
まとめ:財布は落とすな
財布を落とした時の対処法、財布を落とした時の話を書きました。
おさらいすると、対処法はこんな感じです。
- 落としたかもしれない場所を探す・店に聞く
- クレジットカードや電子マネーを止める
- 警察に届け出をする
とはいえ一番大事なことは、財布を落とさないことです。
僕ももう二度と落としたくありません。
ただ、万が一落とした時のために、対策はしておく必要があります。
- クレジットカードやキャッシュカードの暗証番号はわかりにくいものにする
- 財布の中身を把握しておく
- GPSで場所がわかるIoTデバイスを入れておく
具体的には、財布を落とした時の被害を最小限に抑えるために、これらの対策をしておくことをオススメします。
僕と、みなさんが、二度と財布を落とさないことを願っています。
それでは。