いまだにどうぶつの森モバイルをやっている男は昔ともだちコレクションで遊んでいた。
どうも。ウォッシャブル池田(@Trickster_EP)です。
ゲーマーの皆さん、「読み込みが遅い」と思ったことはないでしょうか。
僕は、最近はレインボーシックスシージ (R6S)やCoD(BO4)を中心にプレイしているのですが、どちらも処理が複雑で重いために読み込み時間が長いゲームです。
シージ やBO4でなくても最近のゲームは容量も大きく、起動毎にたくさんの設定を読み込む上にアップデートで追加コンテンツもどんどん増えるため、アップデートするたびにどんどん読み込み時間が長くなっていってしまいます。
FPSをやってる時はただでさえイラつくことが多いので、ストレスが増えることは死活問題です。
僕はPS4 Proのようなスペックの高いPS4は持っておらず、2015年モデルのPS4(CUH-1200)を使っています。
そのため、ストレス社会で戦う僕は、起動時の待ち時間やマッチの終わりやステージが変わる時ごとの待ち時間、セーブやロードの待ち時間をどうにかして短くできないか?と思っていました。
いろいろ調べていたら、「PS4をSSDに換装することで読み込み時間が短縮される!」と「PS4にSSDドライブを外付けすることで読み込み時間の短縮が図れる!」という情報を入手しました。
最近、本体の容量が足りなくなってきていたこともあり、SSDを購入してPS4に接続してみたところ本当にロードが早くなったので、どれくらい早くなったのか?とその方法をレビューしてみたいと思います。
PS4にSSDドライブを外付けするために必要なもの
まず、PS4にSSDを外付けするために、必要なものを準備してください。
必要なのは、
- SSDドライブ
- SSDケース
の2つです。
SSDドライブ(メモリ)
PS4に外付けするにあたって、メインとなるSSDです。
SSDはSLID STATE DISCの略で、標準でPS4に搭載されているHDDよりも高価な代わりに読み出しや書き込みの速度が速く、衝撃や熱に強く、静かで発熱しない…などの特徴があります。
SSDの容量は、移したいゲームの数によって選ぶと良いと思います。
後で詳しく解説しますが、SSDに移したゲームだけが読み込み速度向上の恩恵を受けられるので、よく遊ぶゲームを選んで移すことになります。
僕の場合、PS4の本体容量が500GBしかなく、最近はゲームのアップデートをするためにあんまり遊んでいないゲームを消さなければなりませんでした。
僕がSSDに移して読み込みを早くしたかったのは、最近よくプレイしているレインボーシックスシージ(R6S)とCoD(BO4)でしたが、その2つを合わせても容量は130GBくらいだったので500GBのSSDを購入することにしました。
(ただし、今後もアップデートでゲームの容量はどんどん増えていくはずです)
SSDを選ぶ基準としては、保証がしっかりあるもののほうがよいです。
どうしても精密機械なので、少しのダメージで動かなくなったりデータが破損してしまったりする場合があります。そう言ったとき、保証があると便利です。
僕は、
- PlayStation4 動作確認済
- 5年保証
- 値段が高すぎない
という3点から、SamsungのSSDを選びました。
他には、TranscendやSanDisk、BUFFALOのものもオススメです。
SSDケース
SSDケースというものを準備してください。
大抵の場合、HDD/SSDケースとして売られています。
外付けや換装用として売られている一般的なSSDのサイズは2.5インチなので、2.5インチ用と書かれているものを選べば特に問題はないと思いますが、3.5インチのものもあるので、念のため自分が準備したSSDのサイズを確認してください。
実際に見てみると色々な情報が書いてあって戸惑うと思いますが、選ぶ基準は、
- サイズが合っているか
- USB 3.0に対応しているか
を気にすればOKです。
PS4に外付けSSDを接続して読み込みを高速化する方法
だいたい3ステップで完了です。
- SSDとSSDケースを開封してレビューする
- PS4にSSDを接続する
- PS4にSSDを認識させる
- 移したいゲームを選択して移行する
PS4高速化方法①:SSDとSSDケースを開封してレビューする
この手順に関してはもはやPS4は関係ありませんが、まず、用意したSSDとSSDケースを開封しましょう。
レビューは僕みたいにブログを書いている人以外はやらなくて大丈夫です。
左がSSDで右がSSDケースです。
ウィルス対策ソフトが付属していますが、今回は特に使う予定もないので無視して早速開封していきます。
同時に開封していきます。
SSDにはSSDのほかに説明書、SSDケースには、SSDケースとUSBケーブルと防振用マットが入っています。
付属品が揃っていることを確認したら、早速準備をしていきます。
この後の流れとしては、簡単にいうと、SSDをSSDケースに入れてUSBケーブルでPS4に繋げばOKです。
SSDケースは、ふたがこんな風に開くようになっています。
側面にはロックがあるので、ロックを解除するとふたが開くようになっています。
僕の買ったものと同じSSDケースの場合は、ロゴが左下に来るように両手で持って、スライドさせるようにすると蓋が開きます。
あとはSSDケースにSSDを入れるだけですが、防振用マットがついているので、先にSSDの適当な場所に貼ってください。
なるべく真ん中に貼ると良いと思います。僕はロゴの上に貼りました。
PS4高速化方法②:PS4にSSDを接続する
防振シールを貼り付けたら、SSDケースにSSDを挿入すれば準備完了です。
SSDケースの下側に沿わせるようにSSDを入れていきます。
下側に沿わせるように奥の方まで入れ込むと、最後に少しハマるような感覚があるので、奥までしっかりと入れ込んでください。
最後まで入れ込んだら、こんな感じになります。
ここまで入れば、あとはふたを閉めて、ケーブルでPS4とつなぐだけです。
SSDケースをSSDに入れたら、付属のケーブルでPS4につなぎます。
うまく繋がっていれば、SSDケースのランプが青く光ります。
PS4高速化方法③:PS4にSSDを認識させる
SSDをPS4につなげることができたら、次はPS4を起動してSSDをフォーマットします。
PS4の設定画面を開いて、次のように操作してください。
以上で、PS4でのSSDのフォーマットは完了です。
あとは、移したいゲームを移せばOKです。次で説明します。
PS4高速化方法④:移したいゲームを選択して移行する
次に、移したいゲームを選んで移します。
まず、PS4の設定画面からストレージを選択します。
まず、本体ストレージからアプリケーションの一覧を開きます。
次に、アプリケーションの一覧画面でコントローラーの[OPTION](右側の縦長のボタン)を押すと、右側にサイドメニューが出て来ます。
ここで、「拡張ストレージへ移動する」が出て来ますので選択します。
ここだけ、システム関連の画面だからかSHAREボタンが機能しなくなるので直撮りですが許してください。
僕は、特に読み込み時間が長く、容量の大きいレインボーシックスシージ(R6S)とCoD(BO4)のロードを高速化させたかったので、この2つを移しました。
(アンチャーテッド コレクションも選択していますが)
右側に容量が書いてあるので、SSDの容量を超えないように注意してください。
アップデートで容量が増えることがよくあるので、余裕を持って移すことをオススメします。
移動が完了したら、PS4からSSDにアプリケーションを移す手順は全て完了です。
いつも通り起動すれば、起動が早くなっているはずです。
実際にSSDの外付けでどれくらい早くなるのか
実際に、PS4にSSDを外付けした結果、どれくらいロード時間は短縮されるのでしょうか。
SSDに移す前と移した後の起動時間を、レインボーシックスシージ(R6S)とCoD(BO4)のそれぞれで比較できるように動画を撮ってみました。
めちゃくちゃ撮るのが下手ですが、SSDに移行した後はもう撮り直しができなかったので許してください……。たたかないで…たたかないで…。
レインボーシックスシージ(R6S)の起動時間
上がPS4からSSDに移行する前、下がPS4からSSDに移行した後の画面です。
SSD移行前の起動時間 | 40秒 |
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SSD移行後の起動時間 | 31秒 |
レインボーシックスシージ(R6S)では、9秒=約22%の短縮という結果になりました。
コールオブデューティー ブラックオプス4(BO4)の起動時間
上がPS4からSSDに移行する前、下がPS4からSSDに移行した後の画面です。
SSD移行前の起動時間 | 39秒 |
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SSD移行後の起動時間 | 26秒 |
CoD(BO4)では、13秒=約33%という大幅な短縮結果になりました。
まとめ
PS4にSSDを外付けしてゲームを移す方法と、どれくらいロード時間が短縮されるのか?についてまとめました。
起動時間が半分になる!みたいな大げさな短縮にはなりませんが、ゲームをしているとロードをする機会はかなり何回もあると思います。
僕のケースでは、実際にレインボーシックスシージ(R6S)では9秒、CoD(BO4)では13秒の起動時間短縮をすることができました。
起動だけでも13秒も短縮でき、起動時間が3分の2になっているので、1回あたりにこれだけの短縮時間が見込めれば、何回もロードをしているうちに得をする時間はかなり大きくなっていきます。
1時間遊ぶのに5回くらいロードをして、1回のロードが20秒かかるとしたら、40秒近いロード時間=2回分のロード時間の削減ができることになります。チリツモですね。
SSDはHDDに比べると少し高いですが、壊れにくくて起動が早くなる、音が小さい、熱を発しないというさまざまなメリットがあるので、コストパフォーマンスとしては悪いものではないと思います。
みなさんも、”金で時間を買う”という小さな贅沢をしてみませんか。
それでは。