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プロゲーマーも愛用するゲーミングヘッドセット「Razer Kraken Pro V2」がかっこよくてすごい

四千頭身が好きな女は友達とサイコパスのフリをしてふざけるが、本物のサイコパスに会うとドン引きする。

どうも。ウォッシャブル池田(@Trickster_EP)です。

いきなりですが、PS4やSwitchなどの据え置き機でFPSをやっている方は、FPSフリークゲーミングヘッドセットを必ず買いましょう。

FPSプレイヤーならみんな思うことですが、どうせやるならキルしたいですよね。

僕はApex Legends(エーペックスレジェンズ)というバトルロワイヤルゲーム、レインボーシックスシージ(R6S)というタクティカルリアルシューティングジャンル(早口)のFPSゲームを中心に、CoD(BO4、MW)スプラトゥーンなどをプレイしていますが、フォートナイトやオーバーウォッチ、PUBGなどでも基本は同じです。

FPSの上達の要素は、

  • エイム
  • 立ち回り

の2つです。

エイムが上達すれば素早く敵に照準を合わせてキルできますし、ヘッドショットも狙いやすくなります。
ドラッグショットやリコイルコントロールが楽になるため、キルレも上がるし楽しいし、いいこと尽くめです。

そして、

  • エイム力を上げるためには、繊細なスティック入力をすること
  • 立ち回りを良くするためには、音を聞くこと

が大切です。

FPSやTPSにおいて「音を聞く」ことは本当に重要です。

「FPSは音ゲー」と言われるくらい、音を聞くことは大事とされています。

敵の出す音を聞いて、敵の位置を把握することがとても重要だからです。

そして、音を聞くためにはヘッドセットが必要です。
スピーカーや片耳イヤホンなどでは、敵の足音や銃声がどこから聞こえているのかがわからず、敵の位置が把握できません。

今回は、Razerのゲーミングヘッドセット、Kraken Pro V2を購入したのでレビューしたいと思います。

エイムを良くするためのFPSフリークについては別記事を書いているのでよかったらこちらも読んでみてください。

Krakenを作っているRazerってどんなメーカー?

Photo by Razer

Razerとは、1998年に設立された、カリフォルニア州・サンフランシスコに本拠を構えるゲーミングデバイスメーカーです。

ゲーミングデバイスを専門にしているメーカーで、LGD GamingやEvil Geniuses、Team Liquidといった著名なeスポーツチームを数多く擁しています。

eスポーツとは、「エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)」の略です。
広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉ですが、一般的にはコンピューターゲーム、ビデオゲームを使ったスポーツ競技のことを指します。

アメリカではすでに、国が「eスポーツ」を「スポーツ」として、「プロゲーマー」を「スポーツ選手」として認めていますし、ヨーロッパや、韓国、中国でもeスポーツが非常に発展しています。

日本では、eスポーツの発展がかなり遅れており、世界からeスポーツの後進国と呼ばれてしまっています。

海外のeスポーツの大会では、2017年で優勝賞金約12億円の大会が開催されるなど高額な賞金も魅力ですが、日本では景品表示法などの問題で、eスポーツの大会で高額な賞金が出せないという法整備等の観点の理由から遅れてしまっているようです。

Razerはそんなeスポーツの発展を支えるゲーミングデバイスの専門メーカーなのです。

Razer Kraken Pro V2 購入レビュー

Kraken Pro V2は、優れたデザインと、付け心地のいいイヤークッション、高音質のオーディオドライバーを搭載していながら、KingstonやSonyなどの他社製品や他の製品ラインナップと比べると安価なのも特徴です。

RazerのKraken Pro V2を開封してみる

Razer Kraken Pro V2の外箱

箱の外観はこんな感じ。しっかりした箱に入っています。

綺麗な箱に入ったRazer Kraken Pro V2

箱を開けてみました。

かっこいい入り方(?)してますね。

Razer Kraken Pro V2の同梱物

同梱物はこんな感じです。

  • ヘッドセット本体
  • マイクスプリッターアダプターケーブル
  • 説明書っぽいやつ
  • ブランドブックっぽいやつ
  • Razerのステッカー

説明書はいろんな国の言語で書いてあるタイプのやつでよくわからなかったのでちゃんと読んでませんが、ヘッドセットの使い方なんか耳につけてプラグ刺すだけなんで大丈夫です。

Razer Kraken Pro V2の特徴

Razerのゲーミングヘッドセット、Kraken Pro V2はプロゲーマーにも使われている高性能なモデルですが、次のような特徴があります。

Kraken Pro V2の特徴
  1. 優れたデザイン
  2. 優れたイヤーパッド
  3. 優れた音質
  4. 優れた耐久性

Kraken Pro V2の特徴①:優れたデザイン

ヘッドバンド部分にはRAZERの刻印

Razer Kraken Pro V2の特徴の一つ目は、デザインがかっこいいことです。

ゲーミング用のガジェットは、カラフルな装飾が施されていていかにも「オッス、オラゲーム用!」と言う感じで、インテリアに馴染まないものがほとんどです。

Kraken Pro V2は、Black,White,Greenの三色展開ですが、どれも単色(+黒)で統一されていて、かっこいいデザインになっています。

僕が購入したのはBlackですが、オールブラックで統一感があってかっこいいデザインになっています。

また、Kraken Pro V2の特徴としてマイクが本体部分に格納できるようになっています。

通常時
収納時

マイク部分を保護できるので長持ちもしますし、よりシンプルな形で保管しておけるのはいいですね。

ヘッドセットの収納は、ヘッドセットスタンドを使うのが一番本体へのダメージがなく、長持ちさせることができるようです。

Razerからも純正のヘッドセットスタンドが販売されています。

Razerのヘッドフォンスタンド

ただこれ結構高いので、もっと安い物でもいいと思います。

ちょっと安いヘッドフォンスタンド

Kraken Pro V2の特徴②:優れたイヤーパッド

Krakenには2種類のイヤーパッドが用意されている

RazerのKraken Pro V2にはOVALROUNDの2種類のイヤーパッドが用意されています。

その名の通り、オーバルとラウンドの2種類の形で、OVALの方は耳を全体的に包んでくれます。

頭につける部分のバンドは片側5cmずつ細かく調節できいろんなサイズの頭の人に合うようになっています。

また、前のモデルに比べて側圧による締め付け感も低減できているそうで、優れた装着感を実現しています。

AmazonなどでKraken Pro V2のレビューを見ていても、「メガネをつけていても痛くならない」というコメントが見られます。
僕は頭が大きい方なので、小さいヘッドフォンだと頭が痛くなってしまうのですが、Kraken Pro V2は長時間つけていてもストレスが少ないです。

Kraken Pro V2の特徴③:優れた音質

RazerのKraken Pro V2は、50mmのオーディオカスタムチューンドライバーを搭載しており、より大きなレンジの、よりリアルな音を体験できます。

ゲームに没入感を得られるのはもちろんのこと、FPSでは、冒頭で説明したような敵の足音や銃声、物音がどこから聞こえているのかが鮮明に聞こえてきます。
そのため、相手より有利に立ち回ることができるようになります。

また、マイクも高性能なものが搭載されています。
Razer Kraken Pro V2のマイクは完全な格納式単一指向性で設計されており、ボイスチャットをする友達がいればの話ですが、ボイスチャットの音を正確にチームメイトに伝えることができます。

音量の調節とマイクのミュートができるインラインリモコン

ケーブルにはRAZERの刻印が入ったインラインリモコンがついており、音量の調節やマイクのミュートができます。

これはゲーミングヘッドセットには基本的についている装備ですが、手元でマイクミュートなどを操作できるのは必須だと言えます。

Kraken Pro V2の特徴④:優れた耐久性

Razer Kraken Pro V2は、アルミ単体で作られたフレームを採用しています。

そのため、

  • 軽量
  • 柔軟
  • 頑丈

という3点がそろった構成になっています。

僕が以前に使っていたロジクールのG430というゲーミングヘッドセットもかなりいいものでしたが、イヤーパッドの部分の可動域がかなり大きく着けやすい代わりにその部分の耐久性が低く、接続部分が壊れてしまいました。

壊れたロジクール G430

Razer Kraken Pro V2はヘッドバンドの部分がボーキサイトアルミニウムで作られており、まだ買ったばかりなので評価できるかはわからないですが、見る限り耐久性は良さそうです。

2019/5/15追記

購入してから半年が経ちました。
廃ゲーマーのぼくはほとんど毎日使用していますし、つけ外しもなんどもしていますが、壊れそうな気配は全くないので、Kraken Pro V2の耐久性は申し分ないと思います。

技術仕様(参考情報)

  • イヤーカップ内径:56mm
  • 重量:322g
  • ケーブル長 1.3m(4極ステレオミニプラグ) +延長ケーブル2m(4極ステレオミニジャック – ピンク&グリーン分岐3極ステレオミニプラグ)
  • 周波数特性:12Hz – 28kHz
  • インピーダンス:32Ω @ 1kHz
  • 感度:118dB @1kHz
  • 最大許容入力:30mW
  • ドライバータイプ:50mm (ネオジム磁性体)
  • マイク感度: -38 ± 3dB
  • マイクSN比:55dB以上
  • マイク周波数帯域:100Hz〜10kHz
  • マイク指向性:単一指向性
  • インラインリモコン:ボリューム調整、マイクミュート
  • バックライト:なし
  • その他の特徴:アルミフレーム
  • 付属品:延長ケーブル2m
  • 接続方式: 3.5mm (4極ステレオミニ)または、3.5mm(3極、ピンク&グリーン)
  • 対応プラットフォーム:Windows / Mac / PS4 / Xbox One* / 3.5mm オーディオ端子載のモバイル機器
    *Xbox Oneへの接続には別売りアダプターが必要です。

まとめ

Razerというゲーミングメーカーのヘッドセット、Kraken Pro V2をレビューしてきました。

特徴をもう一度おさらいしておきます。

Kraken Pro V2の特徴
  1. 優れたデザイン
  2. 優れたイヤーパッド
  3. 優れた音質
  4. 優れた耐久性

ゲーミング用に作られたヘッドセットでプレイすると、スピーカーやイヤフォンでのプレイには絶対に戻れなくなるほど世界が変わります。

Kraken Pro V2は、Razerのゲーミングヘッドセットにしてはかなり安価に試すことができるので、買って正解でした。

興味のある方はぜひ試してみてください。

それでは。

ABOUT ME
ウォッシャブル池田
愛知県名古屋市出身。現在は東京に住んでいます。基本的にどうしようもないオタクですが、「そこにあるだけでなんか良い感じ」のものが好きです。購入レビューとか、欺瞞と偏見に満ちたどうでもいいことをゆるく更新しています。