臭い人あるある言います。人間以上に服が臭い。
どうも。ウォッシャブル池田(@OnemaiGaimelody)です。
突然ですが、オタクって臭い人が多いんですよね。
僕もオタクなんですが、オタクって明らかに臭い人が多いです。これは差別ではないです。
僕はオタク・ミュージックの他に邦楽ロックなども聞くので、一般人が多いライブとオタク現場の両方に行くんですが、オタク現場は明らかに臭い(におい)が異質です。
オタクに「風呂入れ」とか言って炎上したアイドルとかもいましたよね。
と、散々オタクの悪口を言ってしまいましたが、臭いを気にするべきなのはオタクだけではありません。
僕の場合は、貧民なのでドラム式洗濯乾燥機をいまだに購入できておらず、洗濯物を部屋干ししていました。
部屋干しモードもあるCadoの除湿器を購入して、できる限りの対策はしていたのですが、「バスタオルの生乾き臭」にずっと悩まされていました。
と考え、定期的にコインランドリーにバスタオルを持って行って高温乾燥をすることで、雑菌を殺して臭い対策をしていました。
ただ、コインランドリーに持っていくと、洗濯から乾燥まで含めて1回1000円くらいはかかりますし、持っていくのも正直めんどくさいです。
そんな時、「オキシクリーンを使って漬け置きすると服やタオルのにおいが取れるらしい」という情報を得て試してみたところ、あれだけ悩まされていた「バスタオルの生乾き臭」が一発で消えたのです。
しかも、コインランドリーで高温乾燥をした時よりも「再び臭くなるまでの時間が圧倒的に長い」こともわかりました。つまり、高温で乾燥するよりもオキシクリーンの方がより殺菌することができている……ということだと思っています。(文系並の感想)
また、オキシクリーンは漂白効果があるため、ワイシャツの襟の黄ばみなども綺麗にすることができます。
この記事では、そんなオキシクリーンの威力や、使用のデメリット(失敗例)を実際の写真と一緒に紹介していきます。
オキシクリーンとは
オキシクリーン(OxiClean)は、家庭の掃除や洗濯に使える酸素系漂白剤です。
様々な種類がありますが、私が購入したのはオキシクリーンEXという強そうなタイプの奴です。アメリカで売ってそうなやつのほうが日本で売ってる奴より強そうですよね。
2270gという縁起の良い容量なのでこちらを購入しました。
1回当たりの使用量は30g程度なので、これで75回以上は使える計算になります。
オキシクリーンの仕組み
オキシクリーンの主成分は過炭酸ナトリウムです。
水に溶けると酸素の泡を発生させ、この泡が汚れやシミを分解します。
塩素系漂白剤と違って刺激臭がなく、生地や色柄物にも比較的優しいのが特徴です。
オキシクリーンの用途
洗濯
今回の記事でもメインで紹介するつもりの使用方法です。
泥汚れなどを綺麗に落とすことができるのはもちろん、ワイシャツの襟袖の黄ばみや汗じみを綺麗に落とすこともできます。
漬け置きすることで、タオルの生乾き臭や、下着などに染み込んだ汗の臭いをきれいさっぱり洗い流すことができます。
また、普段の洗濯時に洗濯機に直接入れるだけでも効果があるほか、洗濯槽の掃除にも使えます。
キッチン
殺菌効果があるため、シンクやまな板の漂白・除菌に使用できます。
お茶やコーヒーのカップにできた茶渋もきれいになるようです。
お風呂・トイレ
お風呂のカビや水アカの掃除にも活躍します。
また、トイレの便器に付いてしまった黄ばみ汚れにも効果的です。
- ウールやシルクなどのデリケートな素材には使えません
- ゴム手袋を着用して使用することをおすすめします
- 塩素系漂白剤と混ぜると有毒ガスが発生するので絶対に避けてください
オキシクリーンを使うメリット
1. 汎用性が高い
オキシクリーンは、洗濯、掃除、キッチンや浴室の清掃など、家中の様々な場面で使うことができます。
2. 環境に優しい
主成分の過炭酸ナトリウムは、水と炭酸ソーダ、酸素に分解されます。
これは自然環境に負担をかけず生分解性も高い素材のため、漬け置きした後の液体を排水口に流しても環境負荷が低く、環境に気を使っているような気持ちになれます。
3. 塩素系漂白剤よりも安全
塩素系漂白剤のようなツンとした刺激臭がないため、使用中に気分が悪くなることがありません。
また、塩素系漂白剤が使用できない色柄物の衣類にも使いやすく、生地を傷めにくい特徴があります。
※後述しますが、色の濃いものと薄いものを一緒に漬け置きすると色移りする場合があるので注意してください
4. コストパフォーマンスが良い
オキシクリーンは少量でも効果を発揮するので、1回の使用コストが非常に低いです。
5. 効果が目に見えてわかり、頑固な汚れに強い
泡が発生し、目に見えて汚れが分解されていくのがわかって楽しいのも魅力です。
また、漬け置きすることによって普通の洗剤では落ちない汚れも簡単に分解できすることができます。
6. 使い方が簡単
基本的な使い方は「お湯に溶かす」だけなので、猿でも使うことができます。
タオルをオキシクリーンに漬けて臭いを取る方法
タオルをオキシクリーンに漬けることで、生乾きの嫌な臭いを完全に消滅させることができます。
“乾燥したときは消えていても、濡らすと漂ってくる嫌な臭い”、普通だと思っていませんか?それ消えます。
冒頭でも触れましたが、「服が臭い」という場合もこの方法で臭いを取ることができます。
服には、洗濯をしていても皮脂や汗が徐々に蓄積していき臭いの発生元になってしまうので、特に皮脂や汗の分泌量が多い男性の場合は定期的に服、特に下着類をオキシ漬けすることをオススメします。
容量が小さいタイプだとキャップが計量スプーン代わりになりますが、オキシクリーンEXの2270gサイズには専用の計量スプーンが付属しています。
このスプーンには計量用の線が書いてあるので、漬け置きの場合は「2」のラインまで粉をすくってバケツにぶち込みます。
粉末をバケツにぶち込んだら、40度~60度のお湯を4リットル入れます。
私は、いつも適当にデカい鍋で沸騰させてから水と混ぜて温度を下げてぶち込んでいます。
お湯の温度が高すぎると、衣類への負荷が高くなるので注意してください。
お湯をぶち込むと、オキシクリーンと反応して泡立ってくるのが分かります。
このオキシクリーン溶液に、漬け置きしたいバスタオルや衣類をぶち込んでいきます。
以上の簡単3ステップです。
バスタオルについては、蛇腹に折ってバケツに入れるのが良いと思います。
汚れのひどさに応じて、20分~6時間漬け置いたら、軽くすすいで洗濯機にぶち込み、通常通り洗濯をすればOKです。
私はいつも1時間程度漬け置きしています。
ちなみに私が使っているバケツはこちらです。
蓋つきで収納スツールにもなっており、ホースを固定する穴も開いていて便利です。
注意:色の濃いものを薄いものを一緒に漬けてはいけない
ここで注意点です。
色の濃いものを薄いものを一緒に漬けるのはやめてください。
オキシクリーンは酸素系漂白剤なので激しい色落ち等はしませんが、それでも色が濃い衣類の場合、多少染料が溶けだします。
黒のエアリズムと、ベージュのエアリズム、白いハーフパンツを同時に漬け置きした結果がこちらです。
いかがでしょうか。
ジャージー牛のようにおしゃれな柄になったと思います。
こうなりたくない方は、色の濃いものと薄いものを一緒にオキシクリーンに漬けるのはやめましょう。
オキシクリーンで色移りしてしまった時の対処法
終わってしまった衣類をどうやって救助するか、私がやってみた方法について記載しておきます。もっといい方法あれば教えてください。
私の場合は、
- 熱湯オキシクリーン漬けで再び漂白する
- ドクターベックマンのダートコレクターと一緒に洗濯を回す
の手順を繰り返すことで何とか色を薄くすることに成功しました。
ただし、白のハーフパンツ(綿100%)についてはこの方法で色移りを99%程度脱色することができたものの、ベージュのエアリズムについては色移りしたままで救ってあげることはできませんでした。
色移りしてしまった衣類の素材にもよるものだと思いますが、この記事を読んでいる皆さんはくれぐれも気を付けてください。
ワイシャツの襟の黄ばみをオキシクリーンで取る方法
オキシクリーンでは、ワイシャツの頑固な襟袖の黄ばみを取ることも可能です。
今回は、7年前に黄ばんでしまってクローゼットの奥にしまい込んでいたワイシャツの黄ばみを取っていきます。
わかりやすいようにコントラストを上げていますが、襟周りを中心に汚く黄ばんでしまっているのがわかると思います。
まずは、黄ばみ部分に塗るための溶液を作っていきます。
オキシクリーン粉末を、「1」のラインまですくってボウルにぶち込みます。
粉末をぶち込んだら、漬け置きの時と同じように40度~60度のお湯をぶち込んで溶かします。
お湯で溶かしたら、溶液を汚れのひどい部分にかけ、もみこんだ後5分~10分ほど放置します。
ここまで終わったら、洗濯機に入れて通常の洗濯をします。
私の場合、今回は汚れがひどくて一発で落ちるか不安になったので漬け置きのバケツに入れ、一緒にバスタオルと漬け込んでから洗濯をしました。
洗濯後、乾燥したワイシャツがこちらです。
いかがでしょうか。
私は色覚障害があるので細かい色の違いは判りませんが、健常者の皆様から見てもかなり綺麗になったのではないでしょうか。
正直完全に捨てて買い替えようと思っていたワイシャツですが、このようにきれいに黄ばみを落として復活させることができました。
まとめ
今回は、オキシクリーンを使ってバスタオルの生乾き臭、衣類の嫌な臭いをデストロイしたり、ワイシャツの黄ばみを綺麗にする方法を紹介しました。
バスタオルや衣類は、皮脂が蓄積していって雑菌が繁殖し、臭いのもとになってしまうので、定期的にオキシクリーンで殺菌消毒をすることで無臭を保つことができます。
改めて、ワイシャツの黄ばみのBefore/Afterをご覧ください。
BEFOREのほうはわかりやすく加工していますが、それを抜きにしても写真だとわからないくらい綺麗になったんじゃないかと思います。
肉眼で見てもほとんどわからないくらい真っ白になりました。
皆さんも一度、ワイシャツの黄ばみをあきらめる前にオキシクリーンを試してみてください。
それでは。