家の鍵あるある言います。かけたかわからなくなりがち。
どうも。ウォッシャブル池田(@OnemaiGaimelody)です。
今回の記事では、賃貸でも安価でスマートロック化できる「セサミ スマートロック(SESAMI)」を紹介します。
スマートロックとは、家のカギの開閉を電子化し、鍵を持っていなくてもスマートフォン、スマートウォッチ、指紋や暗証番号で解錠することができるようになるIoTガジェットです。
「セサミ スマートロック(SESAMI)」のほかには、キュリオロック(Qrio Lock)やスイッチボット(Switchbot)などの製品があります。
スマートロックを導入すれば、「あれ?鍵かけたっけ……?」「家の鍵どっかいった!」といったようなだるい状況を完全に失くすことができます。
そんなスマートロックですが、新築の住宅では標準装備になってきているものの、賃貸や少し前の住宅では昔ながらの物理的なカギが採用されているところがほとんどです。
今回紹介する「セサミ スマートロック」では、そういったアナログなカギを後付けで電子化し、スマート化することができます。
スマートロックには、有名なものだとキュリオロック(Qrio Lock)やスイッチボット(Switchbot)などさまざまなものがありますが、これらはスタンダードなモデルでも1万円以上、最新のモデルでも2万円近くします。
それに比べると「セサミ」は導入費用がかなり安く、簡単に導入できるのにカスタマイズ性も高いのが特徴です。
めちゃくちゃ便利に使うことができるので大オススメ商品になっています。
ぜひ参考にしてください。
セサミ(SESAMI)スマートロックとは?
セサミスマートロックは、既存のドアのサムターン部分に簡単に取り付けられるスマートロックデバイスです。
スマートフォンの専用アプリを利用して鍵の解錠・世情を行うことができるので鍵を持ち歩く必要がなくなり、利便性やセキュリティが向上します。
CANDY HOUSEという日本の企業が開発・販売しているもので、初代セサミから進化を重ね、現在では「セサミ5」が最新モデルとなっています。
セサミスマートロック(SESAMI)の特長
安価で簡単に取り付け可能
セサミスマートロックは工事不要で、既存のサムターン錠に貼り付けるだけで設置可能です。
既存の鍵を完全に置き換えるのではなく追加機能として利用するため、従来の鍵もそのまま使用することができます。
標準で多様なタイプのサムターンに対応していますが、万が一対応していない場合は、3Dプリンターで適合するアダプターを作ってもらえるというサービスも提供されています。
99%の鍵に対応可能らしく、安心して導入できますね。
また、導入コストが安いのもSESAMIの特長です。
記事を執筆している2025年の1月時点ではベースとなるセサミ5がなんと驚異の¥3,980。
後ほど説明するセサミタッチは¥2,980、オープンセンサーに至っては¥980と、競合製品の追随を許さない安さです。
解錠・施錠をアプリで行いたいだけなら¥3,980で導入できるので、自分に必要な機能だけを選択して導入できる点も、コストを下げられる要因になっています。
スマートフォンで操作
セサミスマートロックは専用アプリを使用することで、スマートフォンや、Apple Watchなどのスマートウォッチから施錠・解錠が可能。
Wi-Fiモジュールが別途必要ですが、BluetoothやWi-Fi接続に対応しており、離れた場所からも操作ができます。
鍵を渡さずとも、遠隔で鍵を開けて友達に家に入ってもらうこともできます。
施錠・解錠ログの記録
セサミでは、鍵をいつ・だれが施錠・解錠したのか?といった操作ログも確認できるので、防犯面でも安心です。
アプリでの共有
相手にセサミスマートロックのアプリをダウンロードしてもらうことで、家族や友人に鍵のアクセス権限を簡単に共有できます。
権限の制限(ゲスト・管理者・オーナー)や、時間を指定して一時的に有効なカギを渡すことも可能です。
また、もちろん暗号化通信を使用しており、高いセキュリティ性能を持っています。
オートロック・手ぶら解錠・指紋解錠などの便利機能
セサミスマートロックは、ただ鍵を電子化することができるだけでなく、痒い所に手が届く様々な機能が搭載されています。
オートロック機能
一定の時間解錠されていると、自動で施錠するオートロック機能が用意されているので、鍵の締め忘れの心配がありません。
手ぶら解錠
GPSを用いて、帰宅したときに扉に近づくだけで自動的に解錠される機能も搭載されています。
オープンセンサー
別売りのオープンセンサーと併せて使うことで、ドアの開閉を感知し、指定したタイミングで自動施錠することができます。
Hub3との連携で、Google home/Amazon Alexa/Home Podなどを通じて遠隔にて通知を受け取ることも可能です。
指紋解錠
別売りのセサミタッチと併せて使うことで、鍵もスマートフォンも必要なくなります。
登録した指紋で施錠・解錠ができるようになるほか、FeliCa(Suica、PASMOなど)やMIFARE搭載のカードを登録すれば、カードで解錠・施錠をすることもできます。
また、セサミタッチProという上位機種では、暗証番号で開けることができるようになります。
セサミスマートロック(SESAMI)の設置方法
私は2年半ほど前からSESAMIを愛用しています。
当時最新版が「SESAMI4」だったので、今回はSESAMI4を使って紹介していますが、2025年1月現在最新版は「SESAMI5」になっています。
セサミスマートロック(SESAMI)の中身はこんな感じです。
本体のほかに、説明書と取付用の器具がセットになっています。取付方法が分かりやすく書かれた紙もセットになっているので、簡単に取り付けることができます。
高さが合わない場合、右側のパーツを使って、ドアと鍵の高さを調整することができるので、様々な種類のカギに取り付けることができます。
私の場合は高さの調整が必要なかったので高さ調節パーツは使用しなくてOKでしたが、ご自宅のカギに応じてサムターン(錠前)にピッタリハマるように設置します。
高さを調整したら、3Mの強力な両面テープが付いているので、サムターンのツマミ部分を挟むように固定した状態でドアに貼り付けます。
固定できたら、セサミスマートロックのアプリをダウンロードしてペアリングし、アプリの指示に従ってセットアップを行います。
セットアップでは、解錠・施錠の位置の設定や、オートロック機能の設定などを行います。
登録が完了すると、ホーム画面に鍵が表示されます。
Wi-fiモジュールはUSB type-Aで接続可能なので、規格に合ったUSBハブを噛ませてコンセントに接続しています。
こちらも、アプリの指示に沿ってセットアップを行うことで使用できるようになります。
現行品はハブ(Hub3)という名前で、Type-Cケーブルで接続ができるようになっています。
ハブを利用することで、Matter(Apple Home App), Amazon Alexa, Google Homeなどからも利用可能になります。
iPhoneのショートカット機能で簡単にセサミスマートロック(SESAMI)を施錠・解錠する
iPhoneをお使いの場合は、「ショートカットアプリ」を利用することで、タップするだけで「施錠・解錠」ができるアイコンをホーム画面などに追加することができます。
- ショートカットアプリを開く
- 右上の「+」ボタンを押す
- アクションを検索に「セサミ」と入力する
- 「セサミを施錠・解錠する」というアクションをタップして選択
- 画面上部の「セサミを施錠・解錠する」をタップし、「ホーム画面に追加」を選択
私の場合は、ホーム画面にセサミの施錠・解錠ができるようなショートカットを追加しています。
これによって、左下の鍵マークのアイコンをタップするだけで家のカギの開け閉めができるようになっています。
セサミスマートロック(SESAMI)で賃貸の鍵を電子化しよう
セサミスマートロック(SESAMI)は、手軽に導入できる価格と高い利便性を兼ね備えた、日常生活をスマート化する画期的な製品です。
賃貸や既存の設備にも簡単に取り付けられ、原状回復も簡単に行うことができます。
鍵の持ち歩きが不要になるだけでなく、アプリを通じた遠隔操作やログ記録、オートロックなど、生活の中の「ちょっとした面倒」を解消する多彩な機能を備えています。
さらに、セサミならではの圧倒的なコストパフォーマンス(導入価格が安い)は、初めてスマートロックを導入する方にもかなりおすすめできるポイントだと思っています。
「鍵をかけたかな?」という不安や鍵を落としてしまう不安から解放されたい方、便利で安心な生活を目指したい方、スマートデバイスでイキりたい方は、ぜひセサミスマートロックを検討してみてください。
それでは。