投資信託

【20代からの資産形成】つみたてNISA(積立NISA)をはじめる手順と、オススメの口座を解説します

高円寺と下北沢に住んでいる金髪の女は、週2でシーシャに行く。

どうも。ウォッシャブル池田(@OnemaiGaimelody)です。

つみたてNISAを始めようと思うけど、どうしたらいいかわからないアル。

前回の記事で、20代から積立投資を始めた方がいい理由と、一定額の利益が非課税になるNISA制度について解説してきました。

では、実際につみたてNISAをはじめるにはどうしたらいいのでしょうか。
おそらく、投資初心者の方はつみたてNISA(積立NISA)のはじめかたも、申し込みの方法も、何もわからないかと思います。

そこで今回は、つみたてNISAをはじめるための手順と、つみたてNISAにオススメの口座を解説したいと思います。

つみたてNISA(積立NISA)のはじめ方

まず、つみたてNISA(積立NISA)ができる口座を開設しましょう。
具体的に口座開設の方法を解説します。(開設を解説w)

  1. マイナンバーが記載されている書類、本人確認書類を準備
  2. つみたてNISA口座の開設を選択
  3. 特定口座の開設を選択
  4. その他口座は開設しないを選択
  5. 書類が届いたら必要事項を記入して捺印、返送

①マイナンバーが記載されている書類、本人確認書類を準備

基本的には、口座を作る際に以下の2つの書類が必要となります。

  • マイナンバーカードまたは通知カード
  • 運転免許証、パスポートなどの本人確認書類

一昔前は郵送でコピーを送るのが普通でしたが、今はほとんどの証券会社で、スマホで撮影してWEBにアップロードするだけで本人確認の手続きが終わるようになっています。
開設手続きの前に準備しておくと楽に終わります。

つみたてNISA口座の開設を選択

つみたてNISAの口座を開設する場合は、総合口座も同時に開設する必要があります。

NISAについては、口座開設の際に、

  1. 「つみたてNISA口座開設」
  2. 「NISA口座開設」
  3. 「いずれも開設しない」

の選択肢があるはずですので、ここで必ず「つみたてNISA口座開設」を選んでください。

特定口座の開設を選択

総合口座を開設する際に、

  1. 「特定口座(源泉徴収あり)」
  2. 「特定口座(源泉徴収なし)」
  3. 「一般口座」

のいずれかを選択します。まずは「特定口座(源泉徴収あり)」を選択しておくと、確定申告等の手間がかからなくなるので楽です。あとで変更もできます。

その他口座の開設は「しない」を選択

証券会社によっては、「信用取引口座」や「外国為替証拠金取引(FX)口座」などの同時開設ができることもあります。
つみたてNISA(積立NISA)のみであれば、あとで追加で開設することもできるのですべて「開設しない」を選んでおけばOKです。

⑤必要情報を記入して届く書類に捺印・返送

あとは、申し込み画面の指示に従って、「名前」「住所」「電話番号」などの個人情報を入力するだけです。

申し込み後は、「非課税適用確認書の交付申請書」「非課税口座開設届出書」など、つみたてNISA(積立NISA)口座の開設に必要な書類が登録した住所に届くので、記入・押印すればOKです。
WEBから送っていない場合は、マイナンバーカードもしくは通知カードのコピー、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)のコピーを併せて提出することになります。

申し込みから口座開設までは、1ヶ月程度かかるので、早めにやっておくことをオススメします。

つみたてNISA(積立NISA)口座の選び方

実際に、つみたてNISA口座を開設するにあたってどの証券会社を選べばいいのでしょうか。
選び方の基準は大きく2つあって、

  1. 商品ラインナップが豊富かどうか
  2. 設定できる積立頻度、金額が自分に合っているか

基本的にはこの2つを気にしていればOKです。

つみたてNISA口座の選び方①:商品のラインナップ

つみたてNISA(積立NISA)で投資できる投資信託は、金融庁が定めていて、全部で162種類(2019年5月28日時点)あります。
しかし、その中からどれをラインナップするかは各金融機関が決めています。

そのため、口座を開設する金融機関によっては買いたい商品が買えない、という可能性もあります。
なので、なるべくラインナップが広い金融機関での解説をオススメします。

つみたてNISA口座の選び方②:金額、頻度があっているか

「最低購入金額」と「積立頻度の選択肢」も、各金融機関によって異なりますので、事前に比較したいポイントです。

まず最低購入金額ですが、SBI証券、楽天証券、カブドットコム証券などのネット証券は、月額100円からスタートできます。資金に余裕のない方や、投資自体が初めてで大きな金額はちょっと……という方にはおすすめです。最低購入金額は月額1000円からとなっている金融機関が多いのですが、中には月額1万円からとなっている金融機関もありますので、必ず確認しておきましょう。

積立頻度ですが、つみたてNISAでは「毎日」「毎週」「毎月」「隔月」「半年に1回」の定期的な積立が認められています。

つみたてNISAにオススメの証券会社

選び方を踏まえて、実際にどの証券会社で口座を開設すればいいのでしょうか。

NISA口座は、一人一つしか開設できないので、どの金融機関で口座を開設するべきか悩みどころです。(途中で会社を変更することも可能ですが、手続きが大変)
簡単に比較してみましたので、参考にしてください。

  1. 楽天証券
  2. マネックス証券
  3. SBI証券

NISAにオススメの口座①:楽天証券

  • 楽天カード決済が可能で、楽天ポイントが貯まる
  • つみたて可能なNISA対象商品は151本
  • 売買手数料は無料
  • 100円から積立OK
  • 毎日、毎月の積立頻度が選べる

まずは、楽天証券です。
楽天証券の特徴的なポイントは、「楽天カード決済ができる」ということです。
楽天カード決済を使うと積立額に応じて「楽天スーパーポイント」が貯まるほか、楽天ポイントで投資信託を購入できるというメリットがあります。

利用者も多く、楽天カードを持っている人にはオススメできる証券口座です。

NISAにオススメの口座②:マネックス証券

  • つみたて可能なNISA対象商品は147本
  • 手数料が最もおトク
  • 100円から積立OK
  • 毎月、+ボーナス月の積立頻度が選べる

次は、マネックス証券です。
取り扱い投資信託は147本と、十分な数の取り扱い数を誇っています。
口座を開設するとMONEX VISION βという独自の資産設計アドバイスツールが使用可能です。

積立頻度は毎月のみですが、特徴的なのは「ボーナス月の買い増し」が可能なことです。
ボーナス付きに買い付け額を増やす設定にしておくことで、より効率的に資産を形成できるようになります。

たとえば、毎月1万円で積立していた場合でも、ボーナス月は+4万円の5万円で積立をする。という設定にしていれば、平均して毎月約1万6千円の積立をしていることになります。
これを年利5%で複利運用した場合、40年後の評価額は約2416万円で、ボーナス積立をしなかった場合の約1450万円に比べると1000万円近くの差がつくことになります。

ちなみに、僕はボーナスの出ない会社で働いているのにマネックス証券でつみたてNISAを行なっています。

NISAにオススメの口座③:SBI証券

  • ネット証券口座開設数No.1
  • つみたて可能なNISA対象商品は151本
  • 100円から積立OK
  • 売買手数料は無料
  • 毎日、毎週、毎月の積立頻度が選べる
  • スマホアプリあり

最後は、SBI証券です。
SBI証券はネット証券の口座開設数No.1で、人気の証券会社です。

毎日や毎月に加えて「毎週」という3種類の細かい積立期間設定ができ、とても細かい時間分散効果を狙えます。
つみたて可能な商品数も多く、SBI証券を選んでおけばまずできないことはないと思います。

また、「かんたん積立アプリ」というスマホアプリがあり、投資信託をスマホで管理可能です。

まとめ

今回は、つみたてNISA(積立NISA)のはじめかたと、つみたてNISA口座の開設にオススメの金融機関を紹介してきました。

簡単に特徴をまとめてみます。

証券会社楽天証券マネックス証券SBI証券
取り扱い商品数151本147本151本
最小積立額100円100円100円
積立頻度毎日、毎月毎月、ボーナス月毎日、毎週、毎月
売買手数料無料無料無料

個人的には、取り扱い商品数も多く、細かい頻度設定ができてスマホアプリも使いやすいSBI証券がオススメです。

つみたてNISAかNISA口座は一人一つしか作れないので、自分にあった口座を探してみてくださいね。
また、つみたてNISAってそもそも何?という方は下の記事も読んでみてください。

また、口座を開設したら、実際に銘柄を選んで積立購入を設定することになります。
オススメの銘柄については、下の記事でまとめているので参考にしてください。

それでは。

ABOUT ME
ウォッシャブル池田
愛知県名古屋市出身。現在は東京に住んでいます。基本的にどうしようもないオタクですが、「そこにあるだけでなんか良い感じ」のものが好きです。購入レビューとか、欺瞞と偏見に満ちたどうでもいいことをゆるく更新しています。