パクチーが好きな女は週2で街コンに行く。
どうも。ウォッシャブル池田(@Trickster_EP)です。
この度、平成30年度秋期の基本情報技術者試験(FE)を受けてきました。
基本情報技術者は、情報処理技術者試験という国家資格の区分のひとつです。
文系の僕は元から知識が豊富にあったと言うわけでもなく、基本情報技術者(FE)の試験勉強を始める前はこんな状態でした。
- 2進数⇄10進数⇄16進数の変換できない
- IPアドレスの規則性わかんない
- macアドレスって何?
- Excelは使える
- HTMLとCSSくらいなら触れる
この状態から、1回目の受験で無事に合格することができたのですが、実はほとんど勉強してません。
タイトルにも書きましたが、勉強時間は正味1日くらいでした。
- これから基本情報技術者試験(FE)を受けようと思っている
- 会社から言われて基本情報技術者試験(FE)を受けなければいけない
- 授業のカリキュラムで基本情報技術者試験(FE)を受けなければいけない
などなど、と言うような方のために、勉強法やオススメの参考書をメモっておきますので参考にしてください。
基本情報技術者試験(FE)とは?
基本情報技術者(FE)は、その名の通り、主にプログラマやSE(システムエンジニア)などのIT職に就く人やこれから従事しようとしている人たちを対象としています。
1年に春期と秋期の計2回実施され、年間10万人以上が受験する非常に人気の試験です。
試験内容としては、
- IT業界で働くために必要な基本的知識を持っているか
- 情報処理に必要な論理的思考力を持っているか
などを試されます。
また、経営やマネジメントについての知識も問われるため、全般的なIT力が求められます。
関連試験には、ITパスポートや応用情報技術者(AP)があり、基本情報技術者(FE)はちょうどこの2つの間くらいの難易度の資格になっています。
ここ数年の合格率は、20〜30%といったところです。
勉強時間1日の僕が言えたことではありませんが、しっかり勉強して挑めばちゃんと受かるレベルです。
この記事では、「1日で基本情報技術者試験(FE)に合格する勉強法」というか、「僕が1日で基本情報技術者試験(FE)に合格した勉強法」を教えます。
基本情報技術者試験(FE)受験当日の注意点
基本情報技術者試験(FE)受験当日のことを書きます。
「俺は勉強法を見にきたんだからお前の受験風景なんかどうでもいいんだがw」と言う方は読み飛ばしてください。
- 証明写真はあらかじめ準備すること
- 証明写真を受験票にちゃんと貼っておくこと
- 試験会場の場所の確認はしっかりすること
受験の注意点はこれくらいです。
注意点①:証明写真はあらかじめ準備すること
基本情報技術者試験を受ける際には、受験票に証明写真を貼る必要があります。
まず、受験申し込みをすると、試験日の1ヶ月ほど前に受験票が届きます。
替え玉防止のためかわかりませんが、顔写真を貼る欄があるので、証明写真を貼らなければなりません。
必ず、前日までに証明写真を撮影しておきましょう。
「当日の朝でいいや」は本当に危険
僕は、「当日の朝、駅で撮ってからいけばいいや」と考えていました。
当日の朝、当然のように予定より10分遅れの時間で家を出て、駅の証明写真機に向かいますが、なんと誰か使ってる。
この時点で試験の集合時間には遅刻確定です。
ただ仕方がないので先客を5分ほど待ち、やっと自分の番になったところで証明写真機の暖簾をくぐって中に入ったわけですが、証明写真機、1万円札が使えない問題。
慌てて証明写真機を出て近くのコンビニでお水(いろはす)を1本買って戻りますが、なんと戻ったらまた誰か使ってる。
最近プリクラの代わりに証明写真撮るのが流行ってるんすか?というレベルの証明写真機の人気具合。
結局もう一度並んで5分ほど待ち、歪んだ顔を撮影して急いで電車に乗りました。
当日の朝でいいやマンの方は、こういう危険性があることを認識しておいてください。
注意点②:証明写真を受験票にちゃんと貼っておくこと
これも注意点①に関連することなのですが、受験票にはしっかり証明写真を貼っておきましょう。
証明写真を貼り付けるには、なんとハサミとノリとボールペンが必要です!
証明写真がプリクラのようにシールになって出てくるかっこいいタイプならノリはいらないのですが、僕の家の最寄駅の駅前にあるようなしょぼい証明写真機ではそんな機能はありませんでした。
また、写真の裏に名前と受験番号を書いて貼らなければならないので、ボールペンも必要です。
証明写真の裏、大体シャーペンでは書けないです。
家になら、ハサミ、ノリ、ボールペンくらいはあると思いますので、
必ず、前日までに証明写真を受験票に貼り付けておきましょう。
「当日の朝でいいや」は本当にマジで危険だしアホ
僕の場合、証明写真自体を「当日の朝撮ればいいや」と思っていたので、当然貼り付けるのも当日の朝のつもりでした。
いえ、正確には、「貼り付けなければいけないと言うことを忘れていた」でした。
証明写真機が吐き出した証明写真を受け取った僕は思います。
さすがに、証明写真を指でちぎって貼るわけにもいきません。
幸い、ボールペンは持っていたのですが、ハサミとノリは買うことになってしまいました。
朝の時間100円ショップなんて開いてないしそもそも遅刻しているのでそんなところによる暇もないのでコンビニです。
その一瞬しか使わないノリとハサミで800円です。
普段ラーメン屋で味玉のトッピングを我慢して節約している僕が8回分の味玉を無駄にしました。最低です。
しかも、この時すでに集合時間に遅刻が確定している(証明写真が混んでいたので)のに、さらに時間のロスです。
試験開始時間にも間に合わないことが確定した瞬間です。
試験開始より30分以上の遅刻をしてしまうと失格になりますのでピンチです。
当日の朝でいいやマンは、”証明写真貼り付けリスク”があることにも注意してください。
注意点③:試験会場の場所の確認はしっかりすること
当たり前ですが、試験会場の確認はしっかりしましょう。
試験場所を間違えて遅刻したり、焦ることになってしまったりしていては確実に試験にマイナスに働いてしまいます。
僕は以前、「東京国際展示場」と「幕張メッセ国際展示場」を間違えてライブに遅刻するというバカなことをしました。
ライブへの遅刻もオタクにとっては致命傷ですが、試験への遅刻は受験資格を失ってしまいます。
必ず、会場の確認、会場までの行き方確認をしっかりしましょう。
バカ「池袋のビックカメラといえば東口!」
僕の場合、試験会場は「立教大学 池袋キャンパス」でした。
そして、僕は立教大学の場所を知りませんでした。
受験票を見てはじめて立教大学が池袋にあることを知るのですが、この時の僕は最高にチンパンジーだったので、受験票に載っている地図を見た瞬間にこう思ってしまったのです。
僕は「ビックカメラまで行けば人もいるだろうし誰かに着いていけばいいでしょ」と思っていました。
証明写真と証明写真の貼り付けで既に試験開始時刻に間に合わないことが確定している僕、急いで会場に向かわなければなりません。
慌てて東口のビックカメラに行きます。
バカ「池袋のビッカメ西口にもあるん?」
ここでようやく受験票の地図を見直します。
そこで気づくのですが、池袋のビックカメラは西口に二店舗、東口に一店舗の計三店舗あるのです。
お察しの通り、会場である立教大学は西口のビックカメラ沿いに歩いていったところにあります。
全力で走りました。
池袋駅の東口から西口だけでも結構な距離です。下手すれば一駅分あります。
途中、池袋の地下道にある有料トイレも使いました。
トイレの鏡に口紅で「トイレが有料とか都会怖すぎる」と書きたい衝動を抑えつつ会場に着いたのは、試験開始から20分経過した時点でした。ギリ間に合いましたが、死にそうでした。
結局、試験開始から20分でギリギリ会場に滑り込んだ僕は、当然他の誰よりも遅れて入室したわけですが、誰よりも早く退出しました。(解き終わったら退出可能)
走ったせいで喉が渇いて死にそうだったので、全力で解いてさっさと出て来たわけです。
誰よりも遅れて入室して誰よりも早く出て行く、周りの受験生からしたら世界一迷惑なオタクだったと思います。
みなさんは、絶対に会場の確認をするようにしましょう。
1日で基本情報技術者試験(FE)に合格した勉強法
ここからが本題です。
1日の勉強だけで基本情報技術者(FE)に合格したわけですが、正確には半年かけてゆっくり参考書を1冊読んで、前日の半日で過去問演習をしました。
参考書を半年かけたのには何の意味もなく僕がサボっていただけで、むしろ前半に読んだ内容を忘れてしまっていたので、1冊読むのに半年かけるようなことはしないことをオススメします。
本気出せば、半日〜2日で読めると思いますので、過去問解いてた時間と合わせたら約1日と言うわけです。
オススメの勉強法はとりあえず参考書読んで+過去問を解く
これは、基本情報技術者(FE)に限った話ではなく、他の資格試験や大学受験などにも共通して言えることだと思っています。
参考書を読んでインプットし、過去問を解いてアウトプットする。
基本的に学習はこのサイクルだけ意識してれば十分です。
勉強内容や試験内容、または人によって、「1回読んだだけじゃ参考書理解できないよ!」という場合は、繰り返し読んで理解することが大切です。
基本情報技術者(FE)が簡単だからそれだけでいいんじゃないの?と思う方もいるからもしれません。
説得力を持たせるために自慢しておくと、僕はこの「参考書(教科書)でインプットして過去問を解いてアウトプットする」という勉強法で、実質半年くらいの勉強期間で某旧帝国大学の法学部に現役合格しています(自慢)(オタク特有のドヤ顔)(学歴マウンティングゴリラ)
繰り返しになりますが、ITに関しても、文系の僕は元から知識が豊富にあったと言うわけでもなく、基本情報技術者(FE)の試験勉強を始める前はこんな状態でした。
- 2進数⇄10進数⇄16進数の変換できない
- IPアドレスの規則性わかんない
- macアドレスって何?
- Excelは使える
- HTMLとCSSくらいなら触れる
この状態から、参考書のインプットと過去問の演習だけで一発合格することができました。
元々の知識の状態にもよるとは思うので、1日とはいかなくても、1週間、1ヶ月というスパンでしっかり勉強すれば合格することができるはずです。
- 参考書でインプットする
- 過去問を解いてアウトプットする
- 余裕があれば①、②をくりかえす
過去問でのアウトプットを行うことで、
- 理解しているかどうかの確認
- 理解しているつもりの場所の確認
- 理解の補完
- 問題を解く練習
- 問題の解き方のコツ
などなどたくさんのことが見えてきます。
僕は、全ての学習はこの方法に収束すると思っています(オタク特有のビッグマウス)
ぜひ、取り入れてみてください。
基本情報技術者試験(FE)の勉強にオススメの参考書
僕が使った参考書をはじめ、オススメの参考書を紹介して終わりにしようと思います。
ぜひ参考にしてください。
午前問題対策にオススメの参考書
情報系を勉強したことのない方にオススメの参考書
情報系を勉強したことがないIT初心者の方には、この本がオススメです。
僕もこの本を使いました。
情報系を勉強したことのある方にオススメの参考書
情報系を勉強したことがあって、ある程度の基礎知識がある方にはこちらがおすすめです。
テーマごとに要点が整理されているので、より効率的に学習することができます。
過去問演習にオススメの本
過去問は、基本情報技術者試験(FE)を運営するIPAの公式サイトで配布されています。
また、過去問をまとめている便利な非公式のサイトもありますので、そちらを使うのもオススメです。
こちらは、ランダムに問題を表示したり分野を指定したり、解説を最初から表示したりと、便利な機能が揃っています。
もちろん、わかりやすくまとまっている本もありますので、書籍で勉強したいと言う方はこちらもオススメです。
午後問題対策にオススメの参考書
情報系を勉強したことのない方にオススメの参考書
情報系を勉強したことがないIT初心者の方には、この本がオススメです。
情報系を勉強したことのある方にオススメの参考書
情報系を勉強したことのある方は、午後問題に関してはとにかく過去問をしっかり演習することが重要です。
この本は、午後問題だけに絞られた濃い内容になっていますし、問題に対する注意点だけでなくて、技術的な背景を含む全体も理解できるよう考慮されて書かれているのでオススメです。
まとめ
ここまで、基本情報技術者試験(FE)に最短で勉強するための勉強法と、オススメの参考書を紹介してきました。
基本情報技術者(FE)は、就活にも有利な国家資格ですし、IT業界で働きたいと思っている方や、働いている方は、ぜひとってみてはいかがでしょうか。
みなさんが無事に試験に合格できることを祈っています。
それでは。