たけのこの里派の人間は深田えいみに毎日画像リプを送っている。
どうも。ウォッシャブル池田(@OnemaiGaimelody)です。
PS4のコントローラーってよく壊れますよね。
特にFPSをしているとついつい力が入りすぎてしまったり、コントローラーをディスプレイに投げつけて壊してしまったりすることがあると思います。
ディスプレイに投げつけて壊してしまった人に関しては、PS4のコントローラーを分解清掃したからって直るものではないのでこの記事はあまり役に立たないと思いますが、「何もしてないのに壊れた」ってことありますよね。
そういった時は、PS4コントローラーの内部に埃や手垢がたまって、動作不良を起こしている場合があります。今回、僕の使用していたPS4コントローラーには「右スティックが勝手に動く」という不具合が起こっていました。
僕は普段Apex LegendsとかレインボーシックスシージなどのFPSをやっているんですが、FPSをやっていると右スティックはエイムを合わせるために使うので、勝手に動くのは致命的なんですよね。
ただ、PS4のコントローラーってすぐ壊れる癖に高いので、自分で直せるなら直した方がお得ですよね。
というわけで、今回はPS4のコントローラー、DUAL SHOCK4を自力で分解して清掃してみたので、その方法と記録を書いていきたいと思います。
注意
PS4コントローラー(DUAL SHOCK4)の分解、は故障や怪我、その他の不都合が生じる可能性のある行為です。
ここで紹介する方法を試した結果、コントローラーにいかなる問題が生じても当方では責任を負いかねますので分解は、あくまで自己責任の上でお願いします。
また、ここで紹介する分解清掃の方法は、コントローラーの不調の解消を必ずしも保証するものではありません。
PS4のコントローラーの分解清掃に用意するもの
PS4のコントローラーを分解清掃するのに必要な道具は次のとおりです。
- プラスドライバー(2.0〜2.5)
- マイナスドライバー
- エアダスター
PS4の本体を分解する際には、トルクスドライバーという特殊なネジが必要ですが、コントローラーの分解には、そう言った特殊な工具は必要ありません。
▼PS4本体を分解清掃する方法はこちら
PS4のコントローラーのネジを外すのに必要なのは、プラスドライバーのみです。ただ、使われているネジが小さいので、小さめのドライバーを用意する必要があります。
また、マイナスドライバーなど、「板状の硬いもの」も必要です。僕の場合は両方とも持っていなかったので、このようなドライバーセットを購入しました。
様々な大きさのドライバーがセットになっていて、合うものを試しながら使えるので、オススメです。
分解した後の清掃には、エアダスターが必要です。
PS4のコントローラーは、分解するとすぐに基盤が剥き出しになるので、指で触ったり、水分や油分を含んだもので触ると故障の原因になってしまいます。そのため、清掃するためにはエアダスターを使って、風圧で汚れを吹き飛ばす必要があります。
また、基板以外の部分を掃除するために、綿棒やティッシュなども用意しておいた方がいいでしょう。
PS4のコントローラーを分解する手順
ここからは、具体的にPS4のコントローラーを分解する手順を説明していきます。
- 裏側のネジを外す
- コントローラーの上蓋をこじ開ける
- ケーブルを引っこ抜いてバッテリーを外す
- バッテリー台と基板のネジを外す
- エアダスや綿棒で掃除する
- 外したものを元に戻す
①裏側のネジを外す
PS4のコントローラーを裏返すと、ねじ穴が4つあるのが見えると思います。
それぞれにプラスネジが取り付けられているので、これを外してください。
真ん中の下にシールが貼ってありますが、PS4本体のようにこの下にネジがあるわけではないので、剥がさなくて大丈夫です。
こんな感じで、4つのネジを全部外してください。
②コントローラーの上蓋をこじ開ける
ネジを外したら、コントローラーの上蓋を外すことができます。
実はこの工程が一番大変です。使用期間が長かったり、個体差によって、結構開きにくいことがあります。
ネジを外すと、力を入れれば少し隙間が開くので、そこにマイナスドライバーなどの硬い板状のものを挿入して、テコの原理でこじ開けます。
これが、結構硬くて入りにくいことも多く、無理やりねじ込もうとしてコントローラーに傷がついてしまったり、勢い余って怪我をしてしまうこともあるので注意が必要です。
いろんな角度からねじ込んで試してみてください。
上で紹介したドライバーセットには、この時にねじ込む用の板もついているので、これを使うのもおすすめです。僕の場合はマイナスドライバーだけでは開かなかったので、この板を使って外しました。
こんな感じで、隙間に板状のものを挟んでテコでこじ開けます。
かなり力がいるので、勢い余って怪我をしないように気をつけてください。
③ケーブルを引っこ抜いてバッテリーを外す
PS4コントローラーの上蓋が外れたら、基板に繋がっているバッテリーを外します。
赤黒のケーブルが刺さっているので、それを抜くだけで簡単にバッテリーを外すことができます。
また、タッチパッド用の白くて太いケーブルが繋がっているので、これも外しておきましょう。これは外さなくても掃除はできるのですが、上蓋が引っかかって取れにくいので、外すことをオススメします。
このタッチパッドのケーブル外す際は、向きを覚えておいてください。元に戻すときは、白いケーブルの金色の端子部分が、基盤の差込口の端子部分に接触するような向きで戻す必要があります。
④バッテリー台と基板のネジを外す
バッテリーを外したら、バッテリーを支えるための黒い台がネジで固定されているのがわかります。
このネジもプラスドライバーで外すことができるので、外しておきます。
また、基板もネジで固定されているのが見えるので、プラスドライバーを使って外すと基板を外すことができます。
⑤エアダスや綿棒で掃除する
ここまでPS4コントローラーを分解することができたら、スティックの根本部分をエアダスターで掃除していきます。
僕の場合、今回は右スティックの不調だったので、スティックの根本部分を掃除しました。
よく見ると、写真の右下の方にカスみたいなものが見えると思います。
今回の場合、これがPS4コントローラーのスティックの下の駆動部分に入り込んで不具合を起こしていたようでした。
スティックの周りのプラスチックが削れてそのカスが入り込んでしまうなどがよくあるようですが、今回の場合はおそらく、劣化したエイムリングを使い続けていたことによって、エイムリングのクズのようなものが入り込んでしまったようでした。
エイムリングを使っている人は気をつけてください。
⑥外したものを元に戻す
最後に、外したケーブル、ネジ、上蓋を、分解した時と逆の手順で戻していきます。
外すのに一番大変な蓋の部分は、戻すときも力をかけないと戻らないことがあるので気をつけてください。
まとめ
今回は、PS4のコントローラー(DUAL SHOCK4)を分解清掃する手順を紹介しました。
PS4の本体を分解清掃した時に比べると、かなり簡単な手順で分解清掃することができます。
ずっと使っていると、スティックなどは特に不具合が出やすい部分です。
コントローラーのスティックに不具合を感じている人は、買い換える前に一度ダメ元で試してみてはいかがでしょうか。
それでは。