「男友達といる方が楽」を自称している女は、同性の友達ができないだけだしサークルを2年に1つ破壊する。
どうも。ウォッシャブル池田(@OnemaiGaimelody)です。
投資信託と一口に言っても、さまざまな銘柄があります。なので、つみたてNISA(積立NISA)で投資信託を積み立てようと思ったときに、どんな銘柄を選べばいいのか?について解説していきます。
なぜつみたてNISA(積立NISA)をやった方がいいのか?については別の記事で嫌という程語ったのでそちらを見てください。
投資商品に絶対はないので、もちろん「これを選べば大丈夫」というものはありませんが、色々な要素を考えて僕がオススメする投資信託を選んでみました。
一応、僕は投資経験が10年ほどありますので、「投資初心者でよくわからない…」という人は参考にしてください。
つみたてNISAってどんな制度?
つみたてNISA(積立NISA)について少しおさらいしておきましょう。
簡単にまとめると、次のような特徴がある、「長期」「分散」「積立」投資向けの税制優遇制度(非課税制度)です。
つみたてNISAとして投資できる銘柄は160本
つみたてNISA(積立NISA)として運用できる投信信託は、金融庁が厳選したものに限られていて、一般的に購入できるものと比べると少し数が少なくなっています。
2019/5/30現在、つみたてNISAとして購入できる投資信託は160本です。具体的にどんな商品があるのかは、金融庁のWebページで確認することができます。
商品が限定されているとは言っても160本も種類があったら、どれを選んでいいか迷ってしまいますよね。
せっかく積立をしても、どんどん価値が下がっていく銘柄を購入してしまっては損をしてしまいます。
とはいえ、金融庁の厳しい基準をクリアしているものだけが選ばれているので、ある程度似たようなものにはなってきます。
つみたてNISAの投資対象銘柄となる条件は?
つみたてNISAの投資対象銘柄には、大きく分けて2つの種類があります。
- インデックスファンド
- アクティブファンド
それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
インデックスファンド(142本)
インデックスファンドとは、決まったし指数に連動して運用していくファンドのことです。
指数とは、例えば日経平均株価とかNYダウ平均株価のことなので、詳しく知らなくても名前くらいは聞いたことがある方がほとんどではないんでしょうか。
詳細な要件は以下の通りです。(金融庁より)
アクティブファンド(18本)
アクティブファンドとは、目標の指数を上回る動きを目指して、ファンドマネジャーが積極的に運用していくファンドのことです。
インデックスファンドに比べて値動きが激しいので、よりハイリスクハイリターンな代わりに、ファンドマネージャー報酬等のために手数料(信託報酬)も高く設定されています。
詳細な要件は以下の通りです。(金融庁より)
さきにつみたてNISA用の証券口座を開設しよう
つみたてNISA口座は、1つの金融機関でしか開設できません。
金融機関を変更することもできますが、手続きがめんどくさいので1つに決めてしまった方が楽だと思います。
詳しい選び方については、別の記事で書いていますが、次のようなところに注意すると良いです。
- 商品ラインナップが豊富かどうか
- 設定できる積立頻度、金額が自分に合っているか
読むのがめんどくさいという方のためにまとめると、SBI証券で口座を作っておけばほぼ間違いないかなと思います。
つみたてNISAで買う銘柄の選び方
商品の選び方ですが、どうせならつみたてNISAの特徴を十分に活かした銘柄を選びたいところです。
活かしたい、つみたてNISAの特徴といえば「長期」「分散」「積立」です。
そのために気をつけることは、主に2つあります。
- 長期運用による時間分散効果を活かす
- 利益を出すことによる非課税を活かす
つみたてNISA銘柄の選び方①:長期運用による時間分散効果
つみたてNISAは当然、積立で買っていくので、基本的には長期運用を前提としています。
非課税期間は20年間ですが、車や住宅の購入のための頭金に、といった場合もあると思うのでここでは5年以上運用するということにします。そして、5年間、10年間と同じ銘柄を保有していると、市場は動くので値動きが発生します。当然、上がることもあれば下がることもあります。
ここで、毎月一定額を投資する積立投資による時間分散効果が威力を発揮します。
下がった時も上がった時も相場を気にせずに購入するので、価格の動きに一喜一憂する必要はありません。
時間分散効果とは、分散して購入することで高い値段で買ってしまう「高値づかみ」などのリスクを減らすことができる効果のことです。
代表的なものに「ドル・コスト平均法」というものがあります。これは、価格の変動があるものを毎月一定額ずつ購入することで、平均取得単価を平準化させる投資方法のことです。
ドル・コスト平均法とは
一定金額で買うことで、高値の時は少なく、安値の時は多く買えるようにする方法です。
たとえば、次のような値動きをする株があったとします。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | |
---|---|---|---|---|
株価 | ¥85 | ¥115 | ¥90 | ¥105 |
グラフにするとこんな感じです。
この時、毎月100株ずつ買う方法と、毎月10,000円ずつ買う方法を比較してみます。
購入内容 | 株数 | 投資金額 | ||
---|---|---|---|---|
毎月100株 | 毎月1万円 | 毎月100株 | 毎月1万円 | |
1月 | 100株 | 117株 | 8,500円 | 9,945円 |
2月 | 100株 | 86株 | 11,500円 | 9,890円 |
3月 | 100株 | 111株 | 9,000円 | 9,990円 |
4月 | 100株 | 90株 | 10,600円 | 9,900円 |
合計 | 400株 | 404株 | 40,000円 | 39,725円 |
ドル・コスト平均法を用いて毎月10,000円ずつ買っていた方が、少ない投資金額でより多くの株を買えていますね。
少ない投資金額でより多くの株を買っているということは、当然平均取得単価も低いですから、「安く買って高く売る」ことが基本の投資においては有利になることがわかります。
また、実は価格が動いている方がメリットがあります。
値動きが大きい商品を毎月購入していき、価格が高い時に解約(売却)すれば、利益がでそうですよね。もし価格が下がったとしても、積立を続けることで平均購入単価を下げる効果があるので、気にせずに積立を続けてまた上がってくるのを待てばいいのです。
つみたてNISA銘柄の選び方②:利益を出して非課税を活かす
つみたてNISA(積立NISA)の最大のメリットは利益にかかる税金が非課税になるということです。通常、投資信託を買って利益が出た場合は20.315%の税金がかかるので、それがゼロ円で済むというのはかなり大きなメリットです。
しかし、当たり前ですが利益が出なければ意味がありません。
誰しも、どうせなら利益ができるだけ大きい方がいいですよね。
※もしお金を減らしたいという方がいらっしゃいましたら、僕に連絡をください。
なので、僕はなるべく値動きの大きいものを選んだ方がいいのではないかと思っています。
値動きの少ないものは損失も少ない代わりに利益も小さいので、非課税のメリットを活かしきれないからです。
つみたてNISAでオススメの投資信託3選
以上の理由から、僕は長期的な運用を前提とするつみたてNISAでは、時間分散効果を使って非課税枠のメリットを最大限に活かすために、値動きの大きい商品をオススメします。
そうすると、必然的に値動きが少ない債券やバランスファンド(複数の投資先に分散しているファンド)ではなく、値動きの大きい株式が投資先になっている商品で運用することになります。
それを踏まえて、僕がオススメするのは以下の3つの投資信託です。
- 楽天・全米株式インデックスファンド
- ひふみプラス
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
それぞれの特徴を簡単にまとめてみます。
米国株「楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)」
1つ目は、楽天が運営する「楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)」です。
そもそも株式投資とは、企業に投資することです。
どの企業に投資しようか?どの国の企業に投資しようか?と考えた時、世界経済を牽引してる企業なほとんど米国にあることに気がつきます。
いわゆるGAFAMと呼ばれる、Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftなんかは典型的ですね。第四次産業革命と呼ばれる、AI、IoT、シェアリングエコノミー、フィンテックを推進する企業も米国にはたくさんあります。
成長が期待できる企業がたくさんあるということは、株価が上がっていく可能性も大きく、さらに恐慌など株式市場全体が下落していく相場局面でもそこから回復する力が大きいと言えます。
つみたてNISA取扱い銘柄の中でも、米国株式に投資できる商品はたくさんありますが、その中でも楽天VTIはコストが安い、バンガードのETFに投資しているという点を考慮して選びました。
バンガードは世界トップクラスの資産規模を誇るファンドです。詳しいことは省きますが、投資家なら誰でも知っている超有名・優良ファンドなので安心です。
国内の中小企業株「ひふみプラス」
2つ目は、レオス・キャピタルワークスが運営する「ひふみプラス」です。
ひふみプラスは、日本の中小企業株を中心に投資している銘柄です。さきほど、米国企業が期待できるという話をしましたが、もちろん日本にもまだまだ伸び代のある企業はたくさんあります。しかし、それを素人が見つけて判断して投資するというのは困難ですよね。
代わりに、プロのファンドマネージャーが日本の成長可能性の高い企業を見つけて投資してくれるのがひふみプラスです。
一時期、かなりの高利回りを誇っていたこともあり、すごいペースで純資産額を増やしていったかなり有名な投資信託です。直近では株式市場全体が落ち込んでいたこともあり、あまりパフォーマンスを出せていませんが、基準価額が下がっている今こそチャンスだと思ってい投資は続けています。
世界の株「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」
最後に、三菱UFJ国際投信㈱が運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」です。
実は、最初に紹介した楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)の全世界版といえる、楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)というものも存在します。
全世界株式に投資したいなら楽天VTでもいいのですが、僕はあえてeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)を選びました。
その理由は主に2つあり、「手数料」と「日本株が入っているかどうか」です。
楽天VTよりもeMAXISは手数料が安くなっています。長期投資において数%の手数料の違いは最終的にかなり大きな差になってくるため、少しでも手数料の少ないeMAXISを選択しました。
また、日本株についてはひふみプラスで購入しているため、全世界株式の方では除いた方がバランスが取れると判断しました。
楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)とeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)を比較してみました。
名称 | 楽天全世界株式インデックスファンド (楽天VT) | eMAX IS Slim全世界 (除く日本) |
---|---|---|
購入時手数料 | ノーロード | ノーロード |
信託報酬 | 0.2296% | 0.15336% |
保有銘柄 | 8,077種類 | 2,234種類 |
日本株有無 | 日本株含む | 日本株除く |
純資産額 | 136億円 | 22億円 |
最低投資額 | 100円 | 100円 |
NISA・つみたてNISA | ◯ | ◯ |
個人的には、ひふみプラスで国内を抑えてeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)で世界株式を抑えに行くのが最もバランスが取れているのではないかと思います。
まとめ
まとめると、オススメの投資信託は次の3つです。
- 楽天・全米株式インデックスファンド
- ひふみプラス
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
また、僕がこれらの投資信託をオススメする理由をまとめると、こんな感じです。
- つみたてNISAは「長期」で投資することが大前提
- 利益がでなければ非課税枠のメリットを活かせない
- 利益を出すのは値動きが大きいもの=株式投資
- 株式投資なら、過去の実績から米国株が有望
- ひふみプラスは日本だが、有望な中小型株に投資可能
- eMAXISは手数料も安く、日本を除いた世界に分散投資可能
お金の増やし方を知っているかどうかはかなり重要です。投資信託などの積立投資は、早く始めれば早く始めるほど将来幸せに暮らせるようになります。
資産形成の重要性や、つみたてNISAのオススメ口座については、下の記事で詳しく解説していますので併せて読んでみてください。
口座をまだ解説してない人は、まずは無料で口座を開設しましょう。
色々比較しましたが、SBI証券で口座を作っておけばほぼ間違いないかなと思います。
それでは。