どうも。ウォッシャブル池田(@Trickster_EP)です。
僕は、朝がめちゃくちゃ弱いことで地元じゃ負け知らずでした。
大学時代は、家から10分の大学で行われる16:30からの授業に寝坊で遅刻したりする有様です。特技を聞かれたらよく二度寝と答えていました。
なので、社会人になって一番辛かったことは「朝起きること」です。
最初の頃は本当に朝起きれずに、新卒1年目の1日目から始業2分前に出社していました。
もちろん、朝起きるために目覚まし時計を何個もセットしたりしていましたが、目覚まし時計ってめちゃくちゃうるさくて不愉快なんですよね。
そんな中見つけたのが、スマホ操作でカーテンを自動で開けてくれるIoTガジェット、mornin’(モーニン)です。
人間って、光を浴びるのが一番気持ちよく目覚めのスイッチを入れられるらしいんですよね。光を浴びると、「セロトニン」という覚醒物質が分泌されるらしく、自然に体が起きられるらしいのです。
実際に僕もこれを導入してから、朝が以前よりも気持ちよく起きられるようになって、QoLが爆上がりしたので、めざましカーテンmornin’をレビューしたいと思います。
カーテンを自動化するmornin’のメリットは?
mornin’(モーニン)は、カーテンの自動化が安価で簡単に行えるIoTガジェットです。
どんなメリットがあるのか説明していきます。
- 目は開いていても脳が起きていない「だるさ」を解消できる
- 取り付けが卵がけご飯くらい簡単
- 曜日ごとのタイマーで自動でカーテンが開く
- スマホが充電切れで死んでても動く
太陽光で脳が起きるのでスッキリ起きれる
「光目覚まし」って知ってますか?
概日リズム睡眠障害という、体内時計がずれてしまう症状があります。僕はこれだったんですが、概日リズム睡眠障害の治療には、薬物療法のほかに光を浴びるというものがあります。
その治療に使われるものが、光目覚ましというものです。
これも、通常の目覚ましとは違って、音ではなく強い光を放つことで人を起こすものです。
光には、体内時計をリセットし、身体を自然に覚醒させる効果があるので、睡眠障害への治療にも使われているというわけです。
光で身体を覚醒させるセロトニンを活性化させるには、2,500ルクス(光の強さを表す単位)以上の光が必要とされています。
しかし、通常の室内環境で、照度が1,000ルクスを超えることはまずありません。明るく感じるデパートやコンビニでも、1,300ルクス程度しかないのです。
一方で、我らが太陽の照度は、なんと晴天の日には100,000ルクスを誇ります。曇りの日でも10,000ルクスほどですので、直射日光を浴びなくても室内で十分に光を浴びることができます。
そのため、この光目覚ましを使うにしても、ある程度の照度がなければいけません。
目安としては、セロトニンが活性化する2,500ルクスは最低でも必要です。
その上、僕も試してみたことがあるのですが、光目覚ましは太陽と違って小さいため、起きたいタイミングで目覚ましの方向を向いてないと起きないという致命的な欠点があります。
その欠点を補おうと思うと、光目覚ましを何個も買うか、でかくて明るいものを買うかしかありません。
しかもこの光目覚まし、めちゃくちゃ値段が高いです。
調べるといろいろなものが出てきますが、先ほどの致命的な欠点を補うために、「でかくて明るいもの」を選ぼうとすると、だいたい光目覚ましは2万〜4万円もします。
中には5,000円くらいで買えるものもありますが、そういうものは大抵照度(ルクス)が低いし、小さいので顔に当たらずに起きれないです。
というわけで、僕はmornin’ を選びました。
取り付けが卵がけご飯くらい簡単
これも大きなメリットですね。
取り付けとセットアップがめちゃくちゃ簡単で、すぐに使えるのがmornin’(モーニン)の特徴です。
まず、カーテンの一番端のフックを外します。
真ん中の四角い部分を押すと、上部のツメが回転して開くようになっているので、そのままカーテンレールに取り付けることができます。
セットアップはこれだけです。
あとは、スマホにmorninのアプリをダウンロードして接続の設定をするだけで使えます。
iPhoneでも、Andoroidスマホでも使えるので安心してください。
実際の画面はこんな感じです。
曜日ごとのタイマーでカーテンを自動開閉
mornin’(モーニン)では、スマホアプリでアラームの時間のように開閉時間を設定することができます。
実際のアプリでの設定の画面はこんな感じです。
曜日ごとに、開ける、閉めるの設定ができ、スマホ1台で4つまでmornin’を設定することができます。
これだけで、指定した時間に勝手にカーテンが開くのは、最初けっこう感動します。
また、スマホをリモコンがわりにしてカーテンを開閉させることも可能です。
スマホが充電切れで死んでても動く
みなさんも、こんな経験ないですか?
僕はこれで寝坊したことが26,850回くらいあります。
しかし、mornin’(モーニン)は本体が記憶しているので、一度設定してしまえば、スマホが近くになくても自動でカーテンを開け閉めしてくれるんです。
なので、スマホが充電切れになっていても、問題なく太陽光が降り注いでくれます。
ちなみに、防犯上の理由などで、家にいない時間にカーテンを開け閉めしたい時も、mornin’ならタイマー設定をしておけば勝手に開け閉めすることができます。
これで寝落ちによる寝坊事故を格段に減らすことができます。
mornin’のデメリット・注意点は?
逆に、mornin’(モーニン)のデメリット、気をつけなければいけないこともあります。
- 日の出前に起きる人には使えない
- 窓がない部屋では使えない
- でも、お高いんでしょう?
日の出前に起きる人には使えない
当たり前ですが、mornin’は太陽の光を取り入れて起こしてくれる目覚ましです。
なので、太陽がまだ昇ってない時間には、カーテンがたとえ開いたとしても太陽の光が入ってこないため、起きれません。
そういう時間に起きなければいけないことが多い方は、音の目覚ましを使う必要があります。
窓がない部屋では使えまない
これも当たり前ですが、mornin’はカーテンを開けることで窓から太陽の光を取り入れます。
なので、窓やカーテンがない部屋、カーテンを開けても全然光が入ってこない部屋では使うことができません。
隣に高層マンションが建ちそうな時には、「日照権の侵害を許すな」という横断幕を作り、住民のみなさんと一緒に反対運動をしてください。
ちなみに、曇りや雨の日でも、体内時計をリセットできるとされる2,500ルクスを上回る明るさの光を取り入れることができるので、そこは心配しなくても大丈夫です。
でも、お高いんでしょう?
morin’は、Amazonで買うことができますが、記事を書いている今の時点でだいたい7,000円くらいでした。
「目覚まし」にしては少し高い値段だと思います。
ただ、これによって遅刻したり、朝が辛かったりを解消できるということを考えると、悪い投資ではないと僕は思います。
また、カーテンが両側に2つある場合、両方を自動で開けるためには2つのmornin’が必要になります。
僕の場合は、片方でも十分光を取り入れることができるなと思ったので、1つしか買ってません。
カーテンが片方しか空いてないのが気持ち悪いな、という方は、2つ買った方がいいですが、大体の部屋では1つでも十分だと思います。
また、単三電池が3つ必要です。
最初に入っている電池はいわゆる動作確認用なので、忘れないように買いましょう。
使用状況にもよると思いますが、僕は毎日使って半年くらいで電池を変えました。
めざましカーテンmornin’のまとめ
ここまでカーテンを自動で開く目覚まし、mornin’(モーニン)をレビューしてきました。
もう一度、メリットとデメリットをおさらいしておきます。
- 目は開いていても脳が起きていない「だるさ」を解消できる
- 取り付けが卵がけご飯くらい簡単
- 曜日ごとのタイマーで自動でカーテンが開く
- スマホが充電切れで死んでても動く
- 日の出前に起きる人には使えない
- 窓がない部屋では使えない
- めざましにしては少し高価
僕は、これを買ってから朝の目覚めがだいぶ楽になって、早朝出社もできるようになりました(社畜)
これで、起きる少し前の時間から体を自然に起こして、音の目覚ましで完全に覚醒するという方法で僕は起きています。
僕みたいに朝が弱い方、起きれない方には、めざましカーテンmornin’はオススメできるIoTガジェットだと思います。
※ちなみに、僕が持っているのは「mornin’」で、今は新しい「mornin’ plus」が出ているようなので、たぶん新しいやつの方がいいと思います
それでは。